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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
富田高慶の岡田の「財が本、道徳は末」批判について
富田は「財が本、道徳が末」と説く岡田良一郎を「狂セルカナ良一郎」とまで批判する。(「報徳秘録」p.334) 「岡田良一郎著富国論に、財は本なり、徳は末なり。財あり以て徳となすべしと、故先生教戒の語なりとあり。知らず、ありや 富田先生 善いかな問いや。故先生決して教えられたる語にあらず。狂せるかな良一郎。故先生の遺教を傷つく。一言以て足れり。当時この書を梓に上せ、一部を当社へ送られたり。読んでここに至り読み過ごするあたわず。後世先生を知らざるもの、この書によりて誤るもの少なからざらん。痛心の余り、二宮当先生より責文遣わされしが、なお己れの非を改むる事をなさず。(略)千万先生の説でなきことは明白なり。各その心得あるべし。 相馬旧領の窮たるや、当時列藩中その比を見ず。(略)かかる衰窮を興復して今日あるを致したるは、報徳記にても承知せらるる通り、徳を本とするの教え一つにあり。徳立って財自ずから足る。外国他邦は知らず、この相馬六万石を興復したるは、徳を本とする故先生の教誡を信じたるに由る。故先生畢生の事業、その見るべき者万数、挙ぐるに暇あらず。然れども一つとして徳を末にして財を本とし教えられたる跡なし。(以下略)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月11日 01時58分10秒
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