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カテゴリ:ネイチャー
彗星大気から有機物…「ロゼッタ」着陸機が検出
読売新聞2014年11月18日(火) 欧州宇宙機関(ESA)の 彗星 すいせい 探査機「ロゼッタ」の小型着陸機が降下した彗星で、有機物が検出されたと、小型着陸機を管制するドイツ航空宇宙センターが発表した。 彗星から噴き出たちりから有機物が見つかった例はあるが、今回は初めて彗星の地表付近の気体から検出された。彗星は惑星をつくる原材料と考えられている。有機物は生命体を構成する材料になり得るため、その種類が分かれば、生命の起源を探る手がかりが得られる可能性がある。 小型着陸機「フィラエ」は13日未明に「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に着陸したが、15日に内蔵電池が切れて休眠状態になった。しかし、この間に地表付近の初期観測は終えており、ロゼッタ経由でデータを地球に送信した。解析の結果、彗星の地表付近にわずかに存在する濃度の薄い気体から有機物が検出された。センターで有機物の種類を分析している。 過去の観測では、米航空宇宙局(NASA)の探査機「スターダスト」が2006年に持ち帰った「ビルト2彗星」のちりから、アミノ酸が見つかっている。 生命を誕生させるためには、まず多量の有機分子を初期地球上に用意し、組み立ててゆく必要がある。有機分子の中で最も重要なものがアミノ酸であろう。無機的な世界だった地球に、どのようにアミノ酸を登場させるかという問題に関して、研究者の間では大きく意見が異なる。地球上で有機分子を作る「地球説」と、宇宙空間で生成されたアミノ酸を地球に運び生命の起源に結びつけるパンスペルミア説(地球外説)とが代表的な考えである。 (略) 欧米の研究者の多くは、地球説よりむしろパンスペルミア説を受け入れている。 ある種の隕石の中にアミノ酸が含まれていることが知られている。 このことは、宇宙空間にはアミノ酸が多いことを意味している。 わざわざ地球で有機分子を作らなくても良いではないかというのがパンスペルミア説の主軸である。 火星で最初の生命は誕生し、その後、隕石に乗って地球にやってきたとする極端なパンスペルミア説も存在する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月19日 03時49分20秒
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