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今回、クロネコヤマトのメール便が三月末で廃止されるとあって、印刷所に保管してもらっていた在庫の本をすべて取り寄せて寄贈している。

佐賀県はこれまで佐賀県立図書館と佐賀市立図書館にだけ寄贈していたが、佐賀県内の全市立図書館に「ボーイズ・ビー・アンビシャス第5集」を寄贈したところ、さっそく多久市立図書館が蔵書としていただいた。

また佐賀県内のある図書館からお問い合わせが一つあった。



「はじめまして、こんにちは。おたずねしたいことがありメールいたしました。
クロネコメール便にて書籍をご送付いただいた、〇〇市立図書館の〇〇と申します。
　当図書館におきましては、「寄贈」等の表示のない郵便物につきましては、受取拒否とさせていただいております。（開封後、代金請求されるというトラブルが生じたことがあるためです。）
　お送りいただきました書籍につきましては、ご寄贈いただいたものと解してよろしいでしょうか。
ご返答いただけない場合は、返送いたしますのでご了承ください。」


そこで早速寄贈である旨を回答すると

「さっそくのご返答ありがとうございます。
当館は町の小さな図書館のため蔵書数も少なく、ご寄贈のお申し出は大変ありがたいものです。
頂戴いたしましたご本は当館の蔵書とさせていただき、広く利用者様にご紹介したいと存じます。
　ありがとうございました。」

こうした照会回答自体をメールでやりとりすることはきわめて少なく、感銘を受けたので、

残り少ない「ボーイズ・ビー・アンビシャス第四集」「二宮金次郎の対話と手紙」などの刊行本を寄贈してよいか再度問い合わせたところである。



「図書館寄贈のために刊行している資料集なので、残部がなくほとんど絶版なのですが、もし○○市立図書館で蔵書とし、広く市民の皆さんに閲覧していただけるのであれば、手持ちの本のいくつか(「ボーイズ・ビー・アンビシャス第4集」「二宮金次郎の対話と手紙」など)を寄贈したいと存じます。

○○といえば、私の亡き父に昔、○○茶を送ったところ、「おう○○の茶か」と喜んでいた表情を思い出します。

実に本会の本の刊行費用は、わたくしの亡き父母の残してくれたお金(多くはないのですが)を「報徳」の一環としてあてたものです。

きっと、○○市立図書館で蔵書としていただければ、亡き父もまた喜んでくれましょう。


ご連絡ありがとうございました、感謝します。」