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カテゴリ:鈴木藤三郎
八月二十七日 晴 午前九時三十分リーベツ氏の店へ行、是より同氏 案内にてヨンカースに向ひ、高架鉄道にて十一時三十分同地に着す。是より直に米国々民精糖会社に行、工場縦覧を乞ふ。同社社長曰く、日本人は将来工業上の大強敵なるを以て工場の縦覧を不許と云ふ。於是リーバイ氏より或る工業に至りては貴説如くなれ共、此糖業に対しては日米双方必ず利害の関係毫も無之に付、是亦拝覧を許せよと云ふ。然れ共、社長頑として当会社の規定なるを以て貴意に応ずること能ずと固く謝絶せらる。依て止ことを得ず、是より午後二時発気車にて同四時ニーヨークに帰る。是より市内にて諸々を散歩買物をなして帰宿せり。午後七時なり。此日大河内・楡井両氏ワシントンより帰り同宿す。 八月二十八日 晴 此日は朝より日誌を認め、亦手紙を認めて本国へ発す。此日海軍技監桜井・同官(高倉)・海軍少佐宮岡ナヲキ三氏に面会す。午后二時三十分リーベツ氏来り、此ときヒラテルヒア・ニューホール氏より設計及び積り書を送附せらる。亦リーペツ氏に此の件案内の謝義をなす。此日書状を本店及び村松氏自宅桑港北島氏・星野氏等へ礼状を発す。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月06日 22時54分48秒
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