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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
藤田晋の「組織論」 森信三先生の「組織論」に 「円心あって円周なし」── そしてみな自主独立にして出入自在。 今後は無数のコンミューンが生まれねばならぬが、この様な円の中心者たちが、お互いに手を取り合う「開かれたコンミューン」でなければなるまい。 とあり、本会はこの組織論の上に立っていて、現在、「円の中心者たちが、お互いに手を取り合う」仕組みができないか模索中である。 その意味で「組織論」には興味があるのだが、 サイバーエージェント藤田晋の「組織論」も組織をいかに活性化し続けるかについて考えさせるものであった。 ――インターネット業界で20年近く成長しつづける企業はごくわずかです。何が他社と命運をわけたのでしょう。 そう聞かれて、すぐ頭に出るのは「調子に乗らないようにしている」こと。それが真実なんじゃないかなと思います。短期的に伸びている時に調子に乗って敵を作ったり、過剰に自分たちを評価したり、最悪の事態に備えなかったりしている人が、短期的に輝いて終わっているような気がします。 我々は「あした会議」などの役員合宿を定期的に開催していて、新規事業を仕掛けるタイミングで、足元を忘れて中長期的な問題を潰すようにしています。ただ、最近は問題の種を潰しすぎて、みんな必死になって「何か問題はないか」と探しています(笑)。やはり、あれをやり続けてきたのが大きいですね。合宿に行くと、みんなテンションが上がって、いろいろと決められるんですよ。 ――サイバーエージェントは3500人(連結)を超える大企業ですが、そうした制度は一度に全社員に導入するのでしょうか。 そうですね、基本的には思いついたらすぐにやっています。ただ、スベッてる制度も結構あるんですよ(笑)。だから、やって駄目だったら止めればいいと思います。 (制度を設ける理由は)いろいろなことが既得権益にならないように気をつけているんです。食堂を導入していないのも、1度作るとそれが当たり前になってしまい味がマズいと言うようになったり、食堂がないオフィスにいる人が文句を言ったりするためです。 ――以前、日経電子版の経営者ブログに投稿された、藤田さんの「私が退職希望者に『激怒』した理由」というエントリーが話題になりました。 あれをちゃんと読むと分かるんですが、”激怒してみせた”けれど、本人に対しては怒っていないよ、ということを伝えたかったんですけど、有料記事だったので見出ししか見ない人もいて……。僕の名前で検索すると、結構「激怒」って出てくるんですけど、会社で本気で怒ったことはほとんどないですね。 はっきり言って社員には自由にやらせているし、退職について怒ることもありません。ただ、会社としてこれは価値観として認めるとか、これは駄目だということは示さないと、やはり組織の体をなさない。示しをつけるために書いたら炎上したっていう(笑)。僕の考え方は基本的にブログなどで発信しているので、社員にも伝わっていると思います。 フーム、二宮尊徳先生も本人に反省させるために「激怒してみせる」けれども、本当は怒ってはいないという教化方法をよくとられている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月30日 09時57分57秒
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