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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
夜、家の電話が鳴った。
受話器をとって耳を傾けると、 「広島の〇〇です。 今日で『二宮翁夜話』を読書会で読んで、いよいよ次から『報徳記を読む』を読みます」 と言われた。 「私たちの会の作った『報徳記を読む』をテキストにして読書会をしていただけるのは有難いことで喜んでいます」 と答えた。 ○○さんから、輪読のやり方について聞かれた。 原文全ルビ版を1頁ずつ輪読し、その会のメンバーの読解の程度によっては、現代語訳をも輪読し理解を深める。 ビジョン編や読書会記録の参考資料は、〇〇さんが読んでもらったほうがよいと思われるところを適宜紹介していただければよい と本会の読書会のやり方を申し上げた。 「私たちの会は」と〇〇さんが続けられる。 「森信三先生の『修身教授録』の読書会から始まっていますから、森信三先生の箇所と内村鑑三のところは紹介したいと思っています。」 「森先生の報徳の理解は、私たちの会でも読み上げると『よく頭の中が整理できる』と好評でした。 哲学の効用というものですね。 内村鑑三の二宮先生理解も、明治以降の人で、二宮尊徳を真に理解し世界に紹介した人は内村鑑三であると思っています。 内村鑑三の『代表的日本人』を理解するためには『ボーイズ・ビー・アンビシャス米欧留学篇』を読む必要があります。 内村は神はイスラエルの民にだけあらわれたのではない、我が日本にも神の声、天の声を聞いた人がいると考えました。それが西郷隆盛や日蓮上人、二宮尊徳などで、西郷は奄美に流されているとき、天の声を聞いたのではないでしょうかと述べ、二宮尊徳は自然の理法に天の声を聞いたと考えたのです。 そして袋井で行った『予が見たる二宮尊徳翁』では、『代表的日本人』の中で英米人が最も驚いたのは、二宮尊徳で「キリスト教国以外の異国において、このような倫理的に偉大な事業を行う人物がいる」と驚嘆したと伝えています。 もともとは内村鑑三の二宮尊徳理解を探求するために、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は作成したのです。、 」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月29日 00時53分52秒
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