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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
三好市立図書館 5件
引きこもりの若者らが就労体験 三好の店舗開業 2016/7/30
仕事も通学もしていない引きこもりの若者らが就労を体験できる店舗が30日、三好市池田町に県内で初めて開設される。接客や商品作りなどを行い、コミュニケーション力や働く意欲を高めてもらう。引きこもりの人を支援するNPO法人みよしサポート協会ぴあぞら(同市)が、地域のボランティアや福祉、医療関係者らと連携して運営する。 同市池田町マチの民家を改装して開く。店名は「よらんdeやまき」。毎週金曜の午前10時~午後3時に、アクセサリーやカバン、タオルなどを製作して販売したり、資源ごみを住民から回収したりする。体験者には交通費の一部を支給する。 引きこもりの経験があるぴあぞらの会員をはじめ、精神障害者を支援する社会福祉法人三好やまなみ会ワークサポートやまなみ(東みよし町)の相談員や秋田病院(同市)の臨床心理士、地元の元教師らがサポートする。 三好保健所が2015年に三好市と東みよし町の民生児童委員に行ったアンケートでは、50歳以下で自宅などに引きこもっている人が少なくとも30人いた。これは「氷山の一角」とみられ、社会復帰を促すために就労体験をできる場が必要とされていた。 09年には徳島市のNPO法人が三好市池田町シンマチに引きこもりの人らが気軽に訪れることができる居場所「すりーぴぃ」を設け、現在はぴあぞらが運営している。ただ、人間関係を広げたり、仕事をしていくために必要な体力や集中力を養ったりできる機会はなかった。 ぴあぞらの天野雄二理事長(39)は「まずは仕事に慣れることで本来の自分を取り戻してもらい、社会で活躍できる人になってほしい」と話している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月27日 22時59分33秒
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