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カテゴリ:ネイチャー
マグマだまりが断層破壊妨げか 熊本地震で京大教授解明
京都新聞 10月21日(金) 4月に起きた熊本地震で、阿蘇山の地下にあるマグマだまりが断層破壊の進行を妨げた可能性の高いことを、京都大理学研究科の林愛明教授らが明らかにした。阿蘇カルデラ内で新たな断層のずれも確認。従来とは異なるマグマの通り道ができた可能性があり、噴火の危険性を再認識する必要があるという。米科学誌サイエンスに21日、発表する。 グループは発生直後から半年かけ、震源域で地表の変化を測定したところ、阿蘇山から南西約40キロにわたって地表がずれていることを確認した。布田川断層がカルデラ内まで延長していることが判明したほか、カルデラ西縁から北東方向に幅40~50メートル、長さ約9キロにわたって地表が落ち込んでいることも分かった。 また、カルデラ外では横方向に断層がずれていたのに対し、内部では上下方向にずれていた。カルデラの地下6キロにあるマグマによって断層破壊が妨げられ、地表の割れ方が変化したと考えられるという。 10月8日の阿蘇山噴火について、林教授は熊本地震との関連は不明としつつ、「マグマ周辺に新たに地殻の隙間ができた可能性があり、噴火のリスクは高まっている」と指摘する。 海底の「ゆっくり地震」観測 京都大グループ初成功、予測に期待 2016年05月06日 地震の揺れを感知できないほどゆっくりとプレートがずれるスロースリップ(SSE)を海底で詳細に観測することに、京都大防災研究所の伊藤喜宏准教授らが初めて成功した。海底にあるプレート境界でのSSE発生も初めて検出。津波を起こす地震の予測につながるという。米科学誌サイエンスに6日、発表した。 2014年5月~15年6月、ニュージーランド北島の東海岸沖約100キロにある「ヒクランギトラフ」周辺を観測した。同トラフは、西側のオーストラリアプレートに、東から太平洋プレートが沈み込む境界にある。トラフ底は水深約3500メートルと比較的浅い。 グループは水深500~3500メートルの15カ所に圧力計などを設置し地殻変動を調べた。14年9月の約20日間、SSEで海底が1・5~5・4センチ隆起したデータを検出。解析の結果、一部が海底のプレート境界まで及んだことを突き止めた。 震度の大きさを超える津波を引き起こす「津波地震」はプレート境界付近で発生するとされる。SSEと津波地震の震源域が一部重なっていることから、発生予測の手法確立に期待できる。 また、同トラフ近くの海底にある山の周辺では、プレートのすべりが抑制されることも分かった。地震と海山の関わりを考える上で貴重な発見という。 伊藤准教授は「南海トラフ周辺でも、津波地震が発生する可能性はある。SSEを検出することで、予測に結びつけられるかもしれない」と話す。 周期的に「ゆっくり滑り」 東日本沖、 2016年01月29日 北海道から東北、関東地方の沖合で、プレート(岩板)の境界面がゆっくりと滑るように動く現象が1~6年周期で起きているとする研究結果を、東北大や海洋研究開発機構のチームが29日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。 地震動を伴わないゆっくり滑りは「スロースリップ」とも呼ばれる。2011年に東日本大震災を起こした東北地方太平洋沖地震を含め、スロースリップが活発になった時期にマグニチュード(M)5以上の地震が起きる傾向があることも確認。巨大地震の発生時期を推定するための手がかりの一つになる可能性があるとチームはみている。(共同通信) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月22日 02時46分53秒
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