Theatre eathan

【監督】フランシス・ローレンス
【出演】キアヌ・リーブス/レイチェル・ワイズ/ジャイモン・フンスー/ブルイット・テイラー・ビンス/ティルダ・スウィントン


内容的にはまさに現代版「エクソシスト」といった感じなんだけど、世界観やそれぞれのキャラクター設定も非常に緻密かつスタイリッシュに描かれていて、オカルト映画ながらかなり惹き込まれてしまった。

映画の根底にある宗教観から来る恐怖心といったものは、欧米人に比べるとやっぱり日本人にはそうそう理解できないところだと思うけど、それでも天国と地獄の在り方や、天使と悪魔の役割といった聖書に書かれている（と思う）事柄の説明、アレンジの仕方なんかが面白い。

ただ、キアヌ・リーブス演じるジョン・コンスタンティンがどうしてエクソシストになったのか、何のためにずっと悪魔祓いを続けているのかといった理由の説明がちょっと荒削りで（わざとそうしてるんだと思うけど）、もう少し丁寧に説明してくれても良かったのにな～と思えてしまったり。
それだけこのジョン・コンスタンティンというキャラクターに魅力があるせいなんだろうけど。

「マトリックス」に続いてまさにキアヌ・リーブスのハマリ役となったこの「コンスタンティン」。続編が非常に楽しみだな～。

余談だけど、エンディングのクレジットを最後まで観ると、その後にちょっとしたオマケ映像が用意されている！
ある意味これは観逃せないシーンと言えるのかもしれない、かな？


【eathan's thumbs up】☆☆☆☆☆☆☆☆★★