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カテゴリ:ハードウェア基礎知識
「演算装置」であるCPUの内部には、
「レジスタ」という高速なメモリがあり、これを使って演算処理をしています。 ところが、CPUが処理に使うデータは、「メインメモリ」から読み込みます。 メインメモリはレジスタに比べてかなり低速なため、処理速度が落ちてしまいます。 ●キャッシュ・メモリ このCPUとメインメモリのギャップを埋めるのが、 「キャッシュ・メモリ」です。 キャッシュ・メモリは、CPUとメインメモリの間に置かれ、 使用頻度の高いデータを蓄積しておくことで、メインメモリへの アクセスを減らし、処理を高速化できます。 ただし容量は大きくないので、あくまでデータの一時保管場所です。 ●1次キャッシュ キャッシュ・メモリには、「1次キャッシュ」と「2次キャッシュ」 があります。 CPUが最初にデータを読みに行くのが、「1次キャッシュ」です。 1次キャッシュは高速ですが容量は小さいという特徴があります。 ●2次キャッシュ この1次キャッシュにデータがなかった場合、次に読みに行くのが 「2次キャッシュ」です。 2次キャッシュは、1次キャッシュより低速ですが、容量は大きいため、 データが見つかる確率は高くなります。 2次キャッシュにもデータがない場合には、メインメモリに向かう、 ということになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.01 12:39:57
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