テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:バカ
ぱんぱんいきます80年代(^o^)/
父が、「変人村」のヴァンサン・カッセルさんのようなニカニカ笑いを浮かべながら差し出した1枚のDVD。 「おっ、ポール・バーテルさんやん!」 皆さんご存知の通り「デスレース2000」(1975)の監督さんだ。 リメイクの「デスレース」はポール・アンダーソン監督、ジェイソン・ステイサムさん主演で公開されたけど、私にはちょっと残念な映画だった。 おっと、「デスレース」の話ではなく、バーテル監督。 父が貸してくれたDVDはバーテルさんが監督、主演やん!? もちろん観ました。 それはこの映画(^_^)b 「フライパン殺人 Eating Raoul」(1982 米) 監督・脚本:ポール・バーテル 出演:ポール・バーテル メアリー・ウォロノフ ロバート・ベルトラン 「どんな話?」 レストラン経営を夢見る善人夫婦が詐欺に遭い金に困ってしまう。たまたま人を殺すハメになり金まで奪ったことからある計画を思いつく。それは、秘密の変態クラブを装って、やってきた客を殺して金を奪うことだった。 ( °o°)うぉっ!「ナイト・オブ・ザ・コメット」(1984)に続いて、チャコティ副長=ベルトランさんだ!しかもヘンな役だ!(T_T) なにしろ原題は「Eating Raoul」=ラウールを食べる。 そのラウールがベルトランさんだもの。 ハチャメチャなブラック・コメディ。 しかも計算なのかそうでないのか分からないようなシーンや展開が続出。計算なら天才だが、天然のような気がするなぁ。 古いスラップスティックコメディが好きな人なら楽しめると思うので、興味のある方は観て損はないかも。 割とお人よしで善人同士の夫婦。もう若くない。 旦那はワイン屋で働き、妻は看護士さん。 夢はレストラン経営なんだけど、現実には部屋の家賃にも困るくらいだ。 ある日、同じアパートで変態パーティを開いている男が乱入。いろいろあって、その男が奥さんに欲情して台所で襲い掛かってしまう。 どう見ても奥さんの方が強そうなんだけど、なぜか押し倒されて危機一髪。 そこへ帰ってきた旦那が手近にあったフライパンでカーン! 一撃で死んでしまう。 (≧∇≦)うはは ゴミ袋に詰めた死体は通風口へ投げ込んでおしまいなんだけど、そいつが小金を持っていたことで、2人はとうとう一線を越えてしまう。 出会い系の広告をうって変態をおびき寄せる。そして殺して金を奪う計画を立てる。 文面が「なんでもやります」。 (≧∇≦)わははは そんなにうまくいくはずがないけど、うまくいくのがこの映画のイイところだ。 SMはもちろん、幼児趣味のオッサン、ナチかぶれのオッサン、ヒッピーのオッサン、お医者さんごっこが好きなオッサン、 って、オッサンばっかりやん (≧∇≦)あはははは とにかく、奥さんがコスプレである程度お相手して、イイ頃合に旦那がでてきてカーン! イヤ、フライパンでなくて、もっと確実な方法で… カーン! フライパンは1発必中か… (≧∇≦)うはははははは カーン!ドサッ。1発でどんどんかたずけていく。 それを、アパートの修理業者のラウールに嗅ぎつけられ、仲間は3人に。 ラウールは死体の処理を受け持つんだけど、それを●●●業者に売って死体まで金にしてしまう。そしてラウールが奥さんに言い寄って、とうとう ありゃ、書き過ぎた。 後はご自分でどうぞ。 ( ̄ー ̄) 気になる人は全力で探してみよう。 中古のDVDかレンタルビデオがあるかもよ。 でも原題がネタばれなので、オチは想像がつくかな。 ストーリーはともかく、カーン!バタン!カーン!バタン!ってコントみたいなノリが気にならなければ、楽しめるかも。 ジャグジーに電熱器を投げ込んで感電!大量殺人!にはビックリ。 その後が大爆笑だった。 (*^m^*) オススメできる○:天然ボケ演出を味わいたい人 オススメしない×:ふざけた話が嫌いな人 押していただければ励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月15日 22時14分17秒
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