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はりきっていこう(^o^)/

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2008年12月24日
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カテゴリ:バカ


あまり話題にならないので、ぼちぼち作品を紹介しているスペインのイグレシア監督。
私は大好きだが、まだ有名ではないのかなぁ。
(´ε`)

それじゃあ、タイトルくらいはご存知だと思うのが
この映画(^-^)b


「どつかれてアンダルシア(仮) Muertos de Risa」(1999 スペイン)

『みなさん、どつかれさまでした』

監督・脚本:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:サンティアゴ・セグーラ エル・グラン・ワイオミング アレックス・アングロ カルラ・イダルゴ

「ドツカレテ アンダルシア カッコ カリ カッコトジル」が日本での正式タイトル。
東京ファンタ祭の上映時は「どついてるねん(仮)」だったのを、たくさんの候補から決定したらしい。


「どんな話?」

べこべこに凹んだ車に乗ってTV局にやってきた血だらけの2人組。メイクと舞台衣装でさっそうとスタジオに登場したのは往年の大人気コメディ・コンビ、ニノ&ブルーノだった。ドアの外で、追ってきた警察とマネージャーがもめていると中で銃声が…。倒れた2人をみながらマネージャーは昔を思い出すのだった。


まさしく"どつき漫才"。
(o ̄▽ ̄o)
もちろん日本のような"ボケ"と"つっこみ"ではなく、一方的なものだ。

そのコメディアン・コンビ「ニノ&ブルーノ」の誕生から破局(?)までを描いている。

他のイグレシア作品同様、話がどんどんエスカレートしていくし、次々と事件が連鎖していく監督お得意の「風が吹けば桶屋が儲かる」方式の片鱗が伺える映画。過激なブラック・コメディだが、愛情たっぷり爆笑もののラストシーンのおかげで後味はスッキリ爽やか。
興味のある方はぜひ!
(´▽`)b


酒場で歌っていたさえない歌手ニノが、客が連れていたヤギ(!)をマイクで殺してしまったことで、ブルーノと出会う。
歌では生活できないので、やみくもにTV局のオーディションを受けるのだが、そこで出合ったフリアンに誘われるままストリップショーの舞台へ。

野菜や果物が飛び交うなか、ブルーノはとにかく喋り続けるがニノはガチガチに緊張して声が出ない。

思わずブルーノが「どうした!?」
って頬をバシッ!
場内大爆笑!

"どつき"コメディ・コンビの誕生だ。
\(^o^)/

あっという間に人気者、そしてスターへ。
でもお互いがお互いをうらやましく思っていて、女性のことでもめたりする。
特に叩かれっぱなしのニノは、ある日とうとうぶちキレて殴り合いの喧嘩になってしまう。

同じ造りの家で隣同士に住むくらいなのに、ギャラの大半を相手を陥れることに使ってしまうほど。それがどんどんエスカレートして、やがて死闘に。
ほとんどビョーキ。
日本のコンビ、トリオ連中も似たり寄ったりなんだろうか?
(o ̄▽ ̄o)

ユリ・ゲラーさんの登場番組をTVで観るシーンがあったのにはビックリ!
みんなスプーンを用意してた。
あははは(≧∇≦)

81年のクーデター未遂事件など現実を取り込みながら2人のストーリーはどんどん進む。
70~80年代のスペインで実際に流れていたCMやTV番組、1992年のバルセロナ・オリンピック(フレディー・マーキュリーさんの「バルセロ~ナ~!」を聴きたかったけど、まぁそれは置いといて)の合成シーンなんかは、スペインの人に大ウケだろう。

アメリカ人にバカウケだった「フォレスト・ガンプ」がすごく退屈なのと同じで、私達にはちょっと中だるみに感じるのは仕方のないところかな。
(´ε`)

コンビ解散後ニノは大スターになりブルーノが落ちぶれていく様子は、お決まりの描写だがなかなか楽しい。
そしてとうとうブルーノが頭を下げて、コンビ再結成か!?と思わせたところでいきなり物語が動き出す。

そしてスパート!後続集団置いてきぼりの勢いで、ラストまで突っ走る!
自動小銃の乱射や、カーチェイスまである。ドリルで足を…するし、家も燃やすサービスぶり。

で、オープニング・シーンへとつながっていく。

ラストシーンは素晴らしい。近来まれに見る最高のオチなので、お見逃しなきよう。
(^-^)b

主演の2人とも濃いので、人によっては暑苦しく感じるかも知れないが、それさえ気にならなければ満足できる面白い映画だ。


吉本新喜劇でもコレくらいの規模で…

Σ( ̄□ ̄|はっ!
私が楽しめたのは新喜劇が好きだからか?
そうなのか?
どなたか新喜劇に興味のない方、感想をお聞かせ下さい。



オススメできる○:毒のあるコメディを観たい人
オススメしない×:"どつき"漫才が嫌いな人


余談1
スペインでは食事は1日5回、午後2時ごろの昼食はフルコースらしいですが、それを映画で感じることはないのが不思議。


余談2
先月チリで行われていた国際会議で、スペインの首相を一方的に非難していたベネズエラ大統領に対して、会議に出席していたスペインのカルロス国王が「黙ったらどうかね!?」と一喝したというニュースがありましたが、それがスペインで大人気!
T-シャツや着メロに商品化されて大ヒットしたらしいです。

着メロって~!!
スペイン中で、「黙ったらどうかね」「黙ったらどうかね」「黙ったら…」
わはははは(≧∇≦)
うははははは(≧∇≦)
さすがラテン系。





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最終更新日  2009年01月10日 19時25分39秒
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