カテゴリ:バカ
ばきゅんばきゅんいきます80年代(^o^)/
カンヌの常連コーエン兄弟の監督作品「ノーカントリー」が、とうとう米アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞した。 ヽ(´▽`)ノ やっぱりここはコーエン兄弟の作品でお祝い気分を盛り上げるべきでしょう。 (ガサゴソ…)あった! 監督じゃなくて脚本だけど、兄弟らしさ爆発。 それはこの映画(^-^)b 「XYZマーダーズ Crime Wave」(1985 米) 原題は「XYZ Murders」なんだけどなぜか米国内のタイトルは「Crime Wave」 「死霊のはらわた」に続くライミ監督の2作目 監督:サム・ライミ 脚本:サム・ライミ ジョエル・コーエン イーサン・コーエン 出演:リード・バーニー シェリー・J・ウィルソン ポール・L・スミス ブライオン・ジェームズ ブルース・キャンベル タイトルは、クリスティさんの「ABC殺人事件 The A.B.C. Murders」のもじりだけど、全然ミステリーじゃない。 「どんな話?」 今まさに電気椅子に座らされようとしている死刑囚が無実を叫ぶが、死刑執行の時間は刻々と迫る。彼は事件を回想し始めた。ある女性と知り合ったことである事件に巻き込まれて、彼は彼女の命を救ったのに誤認逮捕のまま死刑になろうとしているのだ。その頃なぜかシスター姿の彼女と他のシスターたちが乗った車が猛スピードで刑務所に向かっていた。 私は大好き! ヽ(´▽`)ノ マンガの実写映像化に近い感じ。 ものすごく勢いのある犯罪コメディ映画だ。 好き嫌いがはっきり分かれる内容なので、ハマれば天国、ダメなら地獄(時間の無駄)。 「死霊のはらわた」と「赤ちゃん泥棒」とか、「ダークマン」と「オーブラザー」とかの両方が好きな人にはピッタリだと思うけど、「スパイダーマン」だけとか「ファーゴ」だけしか知らない人は観ない方が無難かも。 もし、今ほど洗練されていないライミさんコーエン兄弟の生の姿を知りたいと思っているなら、格好の見本だと思う。 思い起こせば私が中学生の頃、花も恥らう乙女に向かって 「だまされたと思って観てみろ。絶対に面白いから。」 と、父が差し出したのが本作と「ブルース・ブラザース」だった。 … 何コレ!面白~い! Ψ(`▽´)Ψ それが80年代にハマるきっかけだった。 その後「ストリート・オブ・ファイヤー」が決定打。新作をほったらかして80年代遍歴の始まり始まり。お金がないからうちのビデオやDVDを観続けてしまった。 20歳頃になんとなくラインナップが偏っているようだと思ったけど、後の祭り。 気が付いたら一人前のバカ映画ファンになってしまってた。 (^_^;) 前置きが長くなってしまったけど、本作はスミスさんとジェームズさんの害虫駆除屋、実は人殺しコンビの魅力に尽きる。 ウヘヘ、キヒヒって笑いながら、やっつけてもやっつけても蘇って追ってくる不死身っぷりが最高! 警備会社の共同経営者夫人がスミスさんの犯行現場を目撃してしまう。気付いたスミスさんがずんずん迫る。 監視カメラの映像が、順に婦人の部屋のTVに映し出されるのがおかしい。 ドアの外にたどり着いたスミスさん。下のすきまから覗き込もうとしている。 その様子をTVで見た婦人はフォークで反撃。ブスッ! ギャーッ!鼻にグッサリ。 怒り心頭、ドアを破って入ってきたスミスさん。負けじと婦人もフライパンで反撃。棚のボーリング玉がスミスさんの頭に。 さらに怒ったスミスさん、床のカーペットに指を食い込ませて力を込める。メリメリメリ。 で、カーペットを手繰り寄せる。グイグイ。 倒れた婦人は家具もろとも引っ張られていく。 ア~レ~ グイグイ… って、わはははは (≧∇≦)そんなアホな ま、こんな感じでスゴく愉快な映画なので、未見の方は選り好みしないでぜひ観て欲しい。 (^-^)b 「死霊のはらわた」のように怖くも気持ち悪くもないし、「ミラーズ・クロッシング」のような不安感もないので気楽に観られる。 キャンベルさんも嫌なゲス男を好演。 多分あなたも、ウインクの効果音「バキューンッ!」でイチコロ。 かも(o ̄▽ ̄o) あ、夫人の行く末が気になる人はエンドロールが終わるまでストップしたらだめだよ。 オススメできる○:スラップスティック・コメディが好きな人 オススメしない×:ミステリー、ホラー映画ファン なんと! こんな名作なのにDVD化されてません!ビデオだけ。 即刻DVD化するべし! o(`ω´*)o お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月02日 18時47分03秒
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