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カテゴリ:スピード・レーサー
(2008年6月30日の記事) 満を持して行って来た試写会「スピード・レーサー スーパー・プレミア GO! TOKYO DOME」 (^_^)/ 試写会の様子は、前記事で簡単に書いた通り。正直、会場が大きすぎて"プレミア"感はゼロ。宣伝という意味では失敗でしょうね。 音響は悪いし、お尻が痛い。 (´ε`) で肝心の中身。一夜明けて少しは冷静になったところで感想「その1」を。 (^-^)b 「スピード・レーサー Speed Racer」(2008 米) 監督・脚本:ウォシャウスキー兄弟 制作:ジョエル・シルヴァー 他 出演:エミール・ハーシュ クリスティナ・リッチ マシュー・フォックス ジョン・グッドマン スーザン・サランドン 「どんな話?」 レースチームを営むレーサー一家の次男スピードは、幼い頃から頭にあるのはレースのことばかりで、天才的レーサーである兄のレックスに憧れる毎日だった。しかしレックスはレース界全体を覆う陰謀に巻き込まれて命を落としてしまう。その後成長したスピードは天性の才能を開花させ、驚異的な記録で地元のレースを優勝した。翌朝、興奮冷めやらぬレーサー一家を大企業のローヤルトン工業社長が訪れ、スポンサー契約を申し出るのだが… すげぇ!大興奮!熱血スイッチ入りまくり! SFカーアクション映画。 基本は家族愛と若者の成長物語だ。 アニメのキャラクターをそのまま生かしているのでどことなくコメディタッチだけど、レースに賭ける情熱は気合の入った極彩色の画面からビンビン伝わってくる。 ただし、かなり特殊な映像が見る人を選ぶので、観賞予定の人は要注意。 d(^_^;) 公開前なので簡単に。 超先鋭的な映像は商業映画としてはかなり革命的。おそらく監督の希望に近いものに仕上がっているのだろうけど、ちょっとやり過ぎの感がある。 なのにストーリーの骨格はベタな家族愛。演出も普通なので映像との落差が激しすぎる。 そのバランスが悪いので、マッハ号を見たい人にはドラマの部分が長く感じるだろうし、アメリカ映画では定番の家族愛でも映像が特殊過ぎて一般ウケはしなかったんだろうと思う。 (´ε`) 「マトリックス」の2と3、「V…」、それに本作を観て、ウォシャウスキー兄弟のアイデアや感性を生かすには優秀な脚本家が必要なのかも知れないと思った。 でも、劇中開催される4つのレースは全て素晴らしいよ。 \(^o^)/最高。 特にラリーレイドの「カーサ・クリスト」はスピード感やありえなさ、バイオレンス感覚満点。かなりのバカ度で、このレースだけでも観る価値はあるかも。 もちろん、クライマックスの「グランプリ」の盛り上がり方は最高なんだけどね。 時速800kmが可能な架空の動力源、自動車レースが重要な地位を占める特殊な世界。それをデジタル技術で見事に構築できているし、象徴するレースシーンはとにかく必見。 (`へ´)b こう書けば「昔のカーアクションの方がリアルで良かった」と言う人が必ずいるけど、それは違う。 レースにしろカーチェイスにしろ、昔からどんなカーアクションでも大なり小なり編集や特撮による作り物なのだから、その度合いが強いからといって拒否する理由はないと思う。 虚構の中の虚構、作り物の中の作り物を目指したウォシャウスキー兄弟の意図は全編にあふれているし、それにノレる人は極上の時間を過ごせること間違いなし。 でもノレない人は…退屈極まりない、ってか苦痛かも。 そんな映画だと思った。 (o ̄▽ ̄o) (詳しい記事は公開が始まったらUPしま~す。) オススメできる○:カーアクション好きなSFファン オススメしない×:ウソを楽しめない人 おせっかいかも知れないけれど、予告編を観ててちょっとでも気恥ずかしく感じた人、苦笑いをした人は観賞しないことをオススメします。 (^_^;) 押していただければ励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月01日 12時27分59秒
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