はりきっていこう(^o^)/

一応SFは押さえておきたいし、予告編の映像があまりにも魅力的だったので観ました。

それはこの映画(^-^)b


｢ノウイング　Knowing｣(2009 米)

『地球消滅
その時、人類は何を残せるだろうか』

監督･制作･:アレックス･プロヤス
出演:ニコラス･ケイジ　チャンドラー･カンタベリー　ローズ･バーン　ララ･ロビンソン



｢どんな話？｣

M.I.T.の宇宙物理学教授は、息子が小学校から持ち帰った1枚の紙に興味を抱く。数字の羅列で埋め尽くされたそれは、50年前に埋められたタイムカプセルから取り出されたものだった。偶然、その数字が大規模な事故や災害が起こった日付と場所そして死者数を表したものだと気づいた彼は、未来の日付も書かれていることに驚く。果たして…



人類滅亡の日を描いた、ミステリー"仕立て"の終末SF。

謎解きの"風味"が効いた先が気になるストーリーは面白い。緩急もほどほどで、盛り上げ方の上手い展開は最後まで飽きずに楽しめた。それに、力の入った事故のCGはかなり凶悪な描写なので強く印象に残る。

でも結局は"とんでも"SFファンタジー。

｢予想外の展開に気持ちの切り替えができない人｣や、｢もともと事故やパニック描写目当ての人｣、はたまた｢ケイジさんの超人的活躍が楽しみな人｣は落胆or激怒すること必至の映画。特にSFマインドの薄い人には向かないので要注意。

てか、鑑賞不能。
(｀へ´)b



最近、私的に｢微妙な映画に出る微妙な役者さん｣の筆頭と言えばニコラス･ケイジさんだ。多分本人が好きだからなんだろうけど、たくさん出過ぎ。今では逆に、ケイジさんが出るのは微妙な映画って感じが無きにしも非ず、かな？
(o￣▽￣o)にょほほ


予告や宣伝では｢謎解き｣や｢大参事｣がスゴい映像と共に謳われていて、スゴく面白そう。
(^▽^)

で　も

そもそも数字の紙がケイジさんの手に入るのは全くの偶然。しかもそれは単なる自動筆記の結果なので預言なんかじゃないし、その日がちょうど50年後だったのも"たまたま"だ。
なので、謎解きはあくまで"風味"に過ぎなくて、それがメインの映画じゃない。
(´ε｀)

なにより、アメリカ映画に多い

｢運命は自分で変えるもの、努力は必ず報われる、アメリカ万歳！｣

って内容ではない。ハリウッド製だからそんな先入観を持つのも仕方ないし、いかにもな宣伝だからそう思うのも無理はないけれど、大間違い。
知識と才能を駆使して大規模災害を防ぎ人々を救うお話じゃないし、幸運に恵まれて生き残る話でもない。

白人映画なのは相変わらずだけど…


ないないづくしの駄文になっちゃたけど、とにかくSFが苦手な人は嫌な思いをするし時間がもったいないから観ない方がイイんじゃなかろうか。



予告編で目を引く、旅客機墜落と地下鉄脱線シーンは良くできている。良くできているだけじゃなく、設定が凶悪。ちょとやり過ぎなくらい。
映画全体のトーンと比べて、そこだけ悲惨さが強調され過ぎてて全体から浮いているので、宣伝を真に受けた人はそれ以外の展開に面食らうこと間違いなし。

テンションや気持の持って行き場がなくて、困ることだろう。

ま、そんな人は合わせて15分弱の事故シーンだけ観ればよろしい。
(｀へ´)b

あ、
それなら予告編で十分か。
(o￣▽￣o)



ともかく、ホラー並みのグロ描写だからって｢プライベート･ライアン｣や｢ランボー4｣がそうじゃないのと同様、事故描写が良くできているからってパニック映画じゃないのでそのつもりで。



オススメできる○:宗教風の雰囲気が気にならないSFファン
オススメしない×:SFが苦手、嫌いな人





【以下、若干のネタバレあり。要注意。】





それにしても、目的も手段も分からないのに簡単に信用して大丈夫？

いくつか映っていたから2人っきりってことはないだろうけど、食料や実験用の繁殖牧場が目当てかも知れんやん。無理矢理成長促進させられてばかすか子供作って、作るそばから取り上げらたら悲しいぞ。
(T_T)

眼の前でバリバリ喰われたり。
(｀▽´)

だいたい近親交配を続けてまともな子孫が残るんだろうか？
(´ε｀)







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