80'S「ホワイト・ナイツ/白夜」(1985 米)
ホワイトナイツ 白夜(DVD) ◆20%OFF!くるくるいきます80年代 もう今年もル・マンが終わったし、夏至も過ぎたよ。月日がたつのが早いな~今頃北欧は白夜だろうな、行ってみたいな~ ということでこの映画(少々強引?) 「ホワイトナイツ/白夜 White Nights」(1985 米) 監督・制作:テイラー・ハックフォード主題歌:ライオネル・リッチー出演:ミハイル・バリシニコフ グレゴリー・ハインズ イザベラ・ロッセリーニ ヘレン・ミレン 米アカデミー賞歌曲賞 受賞ライオネル・リッチー『Say You,Say Me』スティーブン・ビショップ『Separate Lives』 ゴールデン・グローブ歌曲賞 受賞ライオネル・リッチー『Say You,Say Me』 プロダンサー2人のダンスシーンで有名。またまた80年代らしくライオネル・リッチーの主題歌も大ヒット。 「どんな映画?」 ソ連からアメリカに亡命した著名なバレエダンサーが乗った旅客機がシベリアに不時着してしまい、彼は当局に拘留されてしまう。監視役となったのはかつてベトナム戦争に反対、兵役拒否したあげくソ連に亡命した黒人タップダンサーだった。当初は対立する2人だったが、ダンスに対する気持ちをお互いに理解し、立場や人種を超えた友情へと。厳しい監視の中、密かにアメリカへの帰還を企てるが果たして… ソ連崩壊前の東西冷戦を舞台にした典型的な映画の一つ007でさえ北朝鮮を舞台にするくらいだから、もうこんな設定の映画は作られないだろうな。時代は変わる 映画は一応サスペンス。アメリカに戻れるかどうかだ。でも悪役であるべきソ連当局、KGB大佐の描き方がぬるいのでいま一つ緊迫感に欠ける。ハラハラ度は普通。ラストはちょっとイイかな? それよりもバレエとタップジャンルは違うがさすがに一流のプロダンスシーンは素晴らしいの一言だ。公演を強要され、そのリハーサルをするシーンはホントに鳥肌ものこのシーンだけでも観る価値はある バリシニコフさんはほとんど素の自分を演じているようなものだから演技に現実味がある。ハインズさんが演じたような、自国の政策に反対してソ連に亡命した人がホントにいたのかは知らないけど、映画では初めてだったのでちょっと面白く感じた。 ちなみミレンさんは"ミーシャ"(バリシニコフさんの愛称らしい)の昔の恋人を演じている。 父によると、「当時"ミーシャ"目当てで観に行った人が結構いたハズ」らしい。人気があったのね"ミーシャ" オススメできる:冷戦が舞台の映画に興味がある人、ダンス映画が好きな人オススメしない:派手なアクションや胸が痛い程ドキドキしたい人押していただければ励みになります