☆じゃがべぇ～(^_-)-☆

　ドラマなんて合う合わないがあるから、何を見ようが勝手やけど、おとといから始まった月９ドラマ『ラヴソング』は見たほうが良いよ♪

　一週間はネットで配信中やから、見てない人は次の月曜までに見るように！↓
http://www.fujitv.co.jp/lovesong/index.html

　で、どうして見た方が良いかと言うとね、芸能界において今までに比較できる人が居てないようなタイプの、凄いスターが誕生するかもしれへんと思うからやねん！

　主演女優が福岡ローカルの新人のシンガーソングライターやねんね。

　藤原さくらさんって子やねんけど、この子、凄いねん！

　ミュージシャンが劇をやるって軽く考えてたけど、この子の役がめちゃくちゃ難しい役でね、上手いとか言うんじゃなくて、自分の世界をちゃんと作りきってるねん。

　それは演出家が引き出したものか、この子自身が身内から表現したものかは分からへんけど、凄い吸引力でもって僕をドラマの中に引きこんでくれて、あっという間の９０分やったわ。

　この子、またたく間に大スターになるかも知れへん。

　女優としても成功するに違いないけど、アーティストとしても凄いんよ。

　先週放送されたフジテレビの「頑張った大賞」で、福山雅治さんとこの子、藤原さくらさんが一緒に演奏したのんを見た人は、びっくりしたと思う。

　まず選曲が凄いねん！
　ビートルズの「Oh! Darling」
　
　ビートルズのアビーロードって名盤があるでしょ。
　あのアビーロードのＡ面に入ってるポール・マッカートニーの名曲「Oh! Darling」。

「頑張った大賞」を見てない人は、まぁ見てやってよ↓　



↑削除されてたから、別の音声だけのを見つけたので貼るね↓（4月15日22時）



　渋いでしょ。
　こんな若い子が、なんでOh! Darlingやねん？
　って思うやんか！

　実は、最近ＦＢで友達になった方がさくらさんのお父さんの友達でね、この方から、さくらさん情報をいろいろ伺ってるんよ♪

　この方は、さくらさんが高校生やった３年前から何度もライブに行ってはるねんね。
　で、さくらちゃんはポール・マッカートニーが好きで、オリジナル曲もポールを彷彿させるような曲が多くあるんだって！

　そんなだから「Oh! Darling」なんて選曲も自然の流れだと言ってはったわ(^^♪

　これは去年の暮のオーディションから、主演決定までの動画↓



　僕は、この動画を見たときからドラマが始まるのが楽しみやってんわ。
　女優素人とは思われへん、なんか痛快なノリの女の子やんか！

　
　はじけたギターを弾くってのも、ギター好きの僕にはたまらんし！

　あんなブルージーなOh! Darling聴いたことないし！

　そういう音楽の部分では、めっちゃ気になってたんやけど、「ラヴソング」の一回目を見て、あんな難しい役やと思えへんかった。

　だって、普通に考えたら、音楽をやってるギター弾きの女の子が主人公やと思うやんか。

　それが、ドラマが始まってみると、

　はぁ？
　何じゃぁ、こりゃぁ？？

　なんて、思って見始めたもんな(^^;

　多分、多くの視聴者も、なんじゃ、こりゃぁ？って思ったと思う。

　番宣なんかで情報をあんまり出してなかったもんな。

　そういう意外な感じの始まりも、ドラマに引き込まれた一つの要因かもしれへんんね。


　でね、主人公の佐野さくらが、いつもイヤホーンで聴いてる音楽があるねんね。
　その曲が日本語バージョンの「500マイル」なんよ。
　僕、詳しくないから間違ってるかもしれないけど忌野清志郎さんがカバーしたぶんやよね。
　
　ほら、清志郎さんのカバーって、モンキーズのデイドリームビリーバーもそうやけどカバー感がないんよね。
　ごっつぅええやん(^^♪

　で、清志郎さんの500マイルを佐野さくらが歌うシーンに僕感動してもたんやけど、このシーンはドラマ史に残るシーンになると思う。
　きっと、何年も何十年も先まで語り継がれれるシーンになるんやろな。

　ほら「北の国から」の「子供がまだ食べてるでしょうが」とか
「１０１回目のプロポーズ」の「僕は死にません」とか
「踊る大走査線」の「事件は現場で起きてるんだ」みたいな↑(^^♪


　でね、このシーン、なんと「500マイル」を７コーラス歌うねんね。
　７コーラス言うたかて、ワンコーラス８小節やから、そんなに長くはないけど、しやけど７コーラスやで！
　
　１回目に見たときには、そんなに歌ったとは思わへんかんたんやけど、何度も何度も見てるうちに、このシーンの深さが分かってきたんよ。

　普通に考えたら１番から７番まで歌うやなんて、そんなん普通、間が保てへんやんか！

　この７コーラスについて、どれほど細かい演出がなされたのか分からへんけど、見れば見るほどこのシー凄いわ！

　めんどくさいと思うけど、１コーラスから７コーラス目まで、１枚づつのスクリーンショットを撮ったから見てみて↓

↓１コーラス目


↓２コーラス目


↓３コーラス目


↓４コーラス目


↓５コーラス目


↓６コーラス目


↓７コーラス目


　今、僕が好きなのは４コーラス目から６コーラス目(^^♪

　多分、多くの人が６コーラス目の「おさえて おさえて おさえて 泣きたくなるのをおさえて」の辺で理由もなく、涙したと思う。

　畜生！このシーン、脚本家か演出家かプロデューサーの誰が企てたシーンかしらんけど、やられてもたわぁ！(^^;

　７コーラスの歌詞まで考え抜かれて出来上がってるし！

　福山さんのギターも、作り上げてないって感じがリアルやった！

　ほら、まず、さくらの500マイルのキーを探ってから弾きだすやんか。
　
　僕かて、昔は、あんな風にキーを探って弾いてたし、作ってない感じが良いやん！

　キーはＤやったでしょ。
　
　Ｄ→Ｂｍ→Ｅｍ→Ｇ→Ｅｍ→Ｄ

　で、キーを見つけて、さりげなく歌いだしを誘導して弾きだしたやんか。

　で、悔しかったのが福山さんＢｍを握って弾いて、親指で６弦だけと違って５弦までミュートして弾いてはった。

　上の６コーラス目の写真に、福山さんの左手が完全に写ってるので分かるでしょ！

　僕、Ｂｍを絶対あんな風には弾かれへんもんなぁ(>_<)

　でっかい手やったわぁ。


　それとね、このドラマ、僕の勝手な思いこ込みで九州の福岡が舞台やと思ってたんよ。

　だって、福山さんは長崎出身やし、さくらちゃんは福岡出身で、ミュージシャンの物語やとしたら、当然のごとく福岡のライブハウスが舞台やと思ってたんよ。

　そしたら舞台は東京やし、主人公の佐野さくらは広島出身やし、あれ？っと思ってんね。
　しやけど500マイルが聴こえたときに、僕「広島」ってワードが頭に浮かんだんよ。

　あのね500マイルって800キロやねんね。

　で、大阪ー東京間が約500キロ。
　大阪ー福岡間が約600キロ。

　なら東京から800キロって、広島ぐらいかな？なんて思いながら見てたんよ。

　そしたら、主人公の佐野さくらは広島の呉市の出身なのが、ドラマで語られたし、このドラマ、どんだけ、ちゃんと考えて作ってるねん！(@_@)

　って、びっくりしてもたわ。


　でぇ、みなさん、ドラマの主人公が新人であって、ドラマの中で歌手としてデビューするような形は、そんなに珍しくもないと思うてはるかもしれはれんけど、僕の記憶が正しければ、今までに一人しか知らんねんね。

　その人は中島美嘉さんで、高橋克典さん主演の「傷だらけのラブソング」ってドラマやった。

　タイトルが「ラブソング」かぶりしてるんんが面白い(^^♪

　でも、そのドラマは、そんなに成功したとは、僕は記憶してないねんね。

　中島美嘉さんは歌手として大成功したけど、このドラマを覚えてる人は、ほとんど居てないと思うし。

　ちゃんと見てた僕も、ストーリーは中島美嘉さんが不良の役やったみたいな気がするってぐらいしか覚えてないし(^^ゞ

　しやけどね、僕、中島美嘉さんと藤原さくらさんの共通点に一つ気がついてんよ。

　最初のロケの後に感想を訊かれて、２人ともロケについて同じ感想を言ったんよ！

「人がめちゃくちゃいっぱい居てる」って！

　これね、ロケ現場のスタッフの異常な多さにびっくりしての発言やねんね。

　つまりね、全くの新人だからロケ現場なんか見たこともないのんが、いきなりスタッフ全員から注視される主演としてロケ現場に入ったわけやよね。

　そりゃぁ、びっくりしたと思うわ(^^ゞ


　でぇ、今回の「ラヴソング」は、ただのドラマやなくて月９やし、福山さんのプロデュースやし、ただの歌手やなくてギターの達人のシンガーソングライターやし、めちゃくちゃスペシャルやと思わへん？

　黒髪で普通のお嬢さんやのに、めっちゃ軽いノリの女の子でしょ。

　歌を歌わせたら、めっちゃブルージーな歌を歌うし！

　ギターは、めちゃくちゃ上手いし！

　なんでも、お父さんが元プロミュージシャンでベース弾きで、さくらさんを子供ころから鍛えはったみたいやねん。

　星飛雄馬と一徹父子のパターンやね(^^ゞ

　ほんでもって、劇をやらしたら、難しい役を、いとも簡単にやってもうてるように見えるし！

　この子、日本一のギャップ王やと思うわ(^^♪


　で、藤原さくらさんのギャップのふり幅がも凄いんやけど、ドラマのキャラの佐野さくらって人物も、とっても分かりづらい人間やねんね。

　しやけど、１回目の放送分だけで、色んなものを感じさせてくれた。

　バイクで停まるときに、必ずジャックナイフするってのは意味分からんけど、やんちゃな部分もあるんやって事やろね(^^ゞ

　さくらさんの演技もあるやろうけど、とにかく、このドラマ脚本が好きやわ。

　全体像についてはチラ見せやねんけど、イライラすることはないほどには、ちゃんと感じさせてくれてるし！

　初回３０分延長で、ちゃんとアウトラインは描いてくれてる。

　
　このドラマ、言いたい事が多すぎて、何から書いたものやら見当がつかへんかってんね。
　しやけど、さくらさん情報をいろいろ教えていただいた友達の記事にコメントを書いたら、自分の書きたいことが見えて来て、記事にしたんやけど、やっぱり、また長すぎる記事になってもたわ(>_<)

　ピーター・ポール＆マリーの500マイルの事とか、エンディングの素晴らしさとか、他にもいっぱい書きたい事があるねんけど、また今度にする…(-_-;)