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カテゴリ:航空関係
JALは、異常なまでに特典航空券が取りやすかった航空会社でした。
逆にANAは世界でもトップクラスで取りにくい会社でした。 両者を比較するとANAは一番取りやすい最高位ステータスであるDIAでさえ JALの平に圧倒的に負けていました。 (JALのスカイスリーパー & ANAのクラブANAアジア) ANAのDIAは平に比べて搭乗時125%UPマイルですが、 場合によってはJALの2倍弱程度のマイルを消費しないと特典航空券が 取れないのです。 例えば、もしもANAのDIAとJALの平(ただしJALカードA保有なので+25%UP)が 成田-ニューヨーク間をCクラスで往復したら ANA-DIAは23579マイルの付与があり、 JAL-平は16842マイルです。 で、盆正月に羽田-那覇の往復航空券を取りたいとき、 ANAは21000必要でJALは14000必要です。 ですから、双方とも1枚しか取れません。 ローシーズンで2枚取るとなるとANAは28000必要で、 JALは17000必要です。 双方とも2枚は取れません。 ということで上記例でわかるようにDIA対平なのに互角なのです。 た~だ~し~・・・上記は一般的な出張族ならばの計算です。 で、試しにANA-DIAが一番有利な状況で計算すると・・・ 例えば、羽田-那覇をツアーで12回行った場合(24回搭乗)。 ANA-DIAは41328マイルでJAL-平は17712マイルになります。 でも、やはり羽田-那覇間のローシーズン特典航空券換算で 双方とも2枚しか取れませんが、ANAはもうちょっとで3枚取れます。 でも、ANA-DIAが最も有利になるケースで計算したのに この程度の差です。 で、実際問題、こんだけツアーに行ってるような人でDIAになれる ような人はまれでしょう。 ですのでこの計算は机上のものですけどね。 ということで、特典航空券だけを考えてみれば、 JALの平とANAのDIAはほぼ互角かJAL-平が上です。 ましてや、JGC持ちのJAL-平ならばラウンジにも入れるし、 マイル付与もさらに多くなるしANA-DIAとの差は 成田であのしょぼいファーストクラスラウンジに入れるだけの 差ともいえるでしょう。 これで、特典取得の困難さを考えれば普通ならばANAでマイルを 貯めようと思う方が不思議です。 ちなみに上記はANA-DIAとJAL-平の比較でどっちが上か? という話です。 これがJAL-DIAとANA-DIAの比較となると比べるまでもありません。 ということに気がついたのでJALに鞍替えしました。 さらに、JALに鞍替えしてわかったのですが、 JALには様々なベネフィットが目白押しでした。 無論、DIAに限らず平時代からANAとの圧倒的な差を感じました。 JALに転向してよかったとしみじみ思いました。 以上が昨年までの話です。 で、本題ですが・・・って、今までが前振りかい? って、突っ込まれそうですが・・・(爆) 昨今では消費マイルこそ変化はないですが、取得しやすさは同等かANAよりも 悪くなってきています。 上の図はANA-SFC及びJAL-DIAの場合の今年10月中旬の欧州行き Yクラス特典航空券の空席状況です。JALの方はDIAで検索したのに 負けています。以前ならあり得ない状況です。 (全クラスで通期的にこのような感じでANAが上です。) なお、ANA-DIAで検索すればもっと差が付いているでしょう。 で、国際線よりも取りやすくなったのが国内線です。 以前はローカル線とかで便によっては設定がなかったりしたんですが、 今は見た限りでは全便で特典航空券取得可能なんです。 以上のことから現時点ではJAL-平よりもANA-DIAが上です。 もっとも、総合的にはJAL-DIAとANA-DIAならまだJAL-DIAが 上ですが。 で、昨日も書きましたがJALのこの現象は一過性のものと 思えますが、言いたいのはANAの変化です。 JALにばかり気を取られてANAの特典航空券の取得状況の観察を ここ数ヶ月疎かにしていたんですが、久々に見ると全然違って いました。ちょっとびっくりです。 さてさて・・・ANAもJALもこの現象は今だけでしょうかねぇ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.04 13:02:45
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