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ジョンリーフッカー

ジョンリーフッカー

2012.12.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
中村勘三郎は逝き、なかにし礼は生き残った。
勘三郎が死ぬとは思っていなかった。
なかにし礼が癌になり、死を覚悟してドフトエフスキーを読み続けたという話が最近記憶に残っている。
まあ、本を読んで癌が治癒したということではないと思うが・・
読み続けたという話が好きだ。
治療法については話していたので割愛するが・・
好きなことをやってよくなったのかもしれない。
又そう思うほうがいい気分になる。

笹子トンネル崩落で逝った人、生き残った人。
空き巣とたまたま会ったことで殺されちゃった人。
運命と言うのは努力だけではどうにもならないと言うことが3.11の災害も含め
痛感さぜるをえなくなった。
起こったしまったことに対しては対処できる。
しかし予想していないことに人は対処できない。
マジックショーにも似ている。
驚きその謎、原因を解き明かすことしか出来ない。
しかし死に関してその時はトゥレイトだ。
予想して改善するしか手がない。
でもとても重要なことだと思う。

黒澤明の「いきものの記録」見た。
原爆と水爆の放射能で殺されてしまうと言う不安を抱えた一人の男。
最後は精神病院で太陽を地球と本当に思って燃えているという言葉でエンディングとなる。
人はいつか死ぬ。だけど殺されるのはイヤだ。そう男は言っていた。
老け役の三船の狂人となっていくシーンはすさまじい迫力があった。
死ぬのはいい。殺されるのはイヤだ。
確かにそう思う。

手塚治虫の漫画でも不死、クローン、ヒトゲノムでの題材が取り上げられていた。
死をテーマにすると色々なワールドで議論が出来る。

IPS細胞という発見で人は更に神の領域まで踏み込んできた気すらする。
病気の治療という点ではこの発見は画期的な発見であった。
ノーベルって人を殺す武器を発明した人でもある。
いつもこの賞ってなんか不思議な気分になる。
命と死は常に背中合わせだからまあ、いいのか・・・

人は手で自然以外のものを作り出す。
人はやはりミステリアスだ。
一体なんなんだろう。
答えを求めているわけではない。

死に直面する度、いつも回答がない疑問が浮かぶ。
取り留めのない事を書きたくなった一日であった。









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最終更新日  2012.12.05 20:09:54
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