Ｊｏｈｎｎｙ’ｓ　Ｂａｒ

変な記事が続いたので、昔話を一つ。

僕がまだ初々しい１５才の少年だった頃(そんな時期はなかったという説はスルーで（ぇ)。

それまでそんなに仲のよかったわけでもない友人(矛盾してる。。。)に誘われて、ＴＲＰＧの世界の門をくぐった。

たしか『ドラゴンマガジン』にソードワールドの記事が載ったかのらなかったかという頃だったように思う。

『コンプティーク』に連載されていた『ロードス島戦記』の記事を友人に頼んでコピーさせてもらっていた（著作権の関係上推奨致しかねます）から、ＴＲＰＧがどういうものかっていう知識はあったけどね。

で、初めてのセッションは『Ｄ＆Ｄ』。

そういえばこの当時、『ロードス島戦記』のリプレイも『Ｄ＆Ｄ』で遊んでいたもんね。

僕らの頭の中では、ＴＲＰＧ＝『Ｄ＆Ｄ』だったわけ。

---

放課後の誰もいない教室に集まって、おもむろにセッションは始まった。
（そういえば部活はどうしたんだろ？……あぁ、試験休みか（マテ）

ＤＭ(ダンジョンマスター)はグリークラブ、ＰＬは僕(サッカー部)、ワンゲル、自転車部、剣道部、帰宅部。。。なんの脈絡もないな。

前からやっているキャンペーンへの途中参加だったんだけど……いやぁこれが濃いセッションだった。。。

まず当然ＰＣの作成から入るわけなんだけど、「どうしてＰＬ４人なのに、ＰＣが７人いるの？」

メックウォリアーだったんだねきっと。

ＤＭ「あ、自分のクラスに必要な能力値は１８(MAX)にしてダイスを振ってくれ。ちなみに足りないクラスはクレリックね」

超人の群れですか？　ていうかキャラ作成の意味があんまりないんじゃ。

ＤＭ「あ、他のやつは今レベル８だから、レベル６で作ってくれ」

６レベルクレリックかぁ。。。それは弱いね(苦笑)

ていうか他のＰＣはみんな(マジックユーザですら)＋２相当の武器や鎧で身を固めてますが、私は何も無しっすか？（いじめか？）

他ＰＬ「前衛は余ってるから、大丈夫大丈夫」(根拠レス)

そんな感じで始まったシナリオの冒頭、まずはパーティに参加するシーンを作らないといけない。と思ったら、

ＤＭ「こいつ(マイＰＣ)は今乗ってる船の船長の娘さんだ」

そ、そうなのか。

ＤＭ「クレリックが足りないから、連れて行ってくれ」

他ＰＬ「そうか、わかった。よし行くぞ」

……をい。

今ならつっこみどころ満載なんだけど、何せ初参加、二つ返事でついて行ったマイＰＣでありました(苦笑)

そしてなにやら言う宝物のあるナントカいう洞窟に向かう為に街を出た一行、

そのときＤＭが何かつぶやきながらダイスを転がした。

ＤＭ「ワンダリング～♪」

ＤＭ「キミたちの前にドラゴンが現れた(笑)　反応は敵対的だ。戦ってくれ」

他ＰＬ「なにー！？(笑)」

……えぇ、セッション開始１５分で死にかけたね。

考えてみればろくなスタートじゃなかったかもしれない(苦笑)

---

余談ですが、４年後、同じ世界・同じキャラクター（プレイヤーも一緒、ただし１人１キャラで）をソードワールド(若干バリアント)に手直しして、最初からキャンペーンし直しました。

ただし、ＧＭは僕で、当時のＤＭはマイＰＣ（つまり僕の作成したクレリック）のプレイヤーになっとりました。

これを世の中ではＧＭジャック（命名がちゃさん）と呼ぶそうでございます。


アクセスアップしたい人はこちら