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カテゴリ:DVD
《公開時のコピー 「俺たち遠くへ来すぎたよ」》
『シュリ』『JSA』が持つ記録(約600万人)を軽々と抜き去る約800万人を動員し、韓国映画界の全ての興行記録を塗り替えた『友へ チング』。 <K-PLAZA.com> 久しぶりの韓国映画ご紹介で~~す^^ フェイクの時も書きましたが、マフィア、ヤクザものの苦手な私なので、 チャンドンゴンのファンにならなかったら、見なかった作品かもしれません。 確かに血なまぐさいところもありますが、運命に弄されてしまった幼なじみ4人の切ない友情が人間ドラマがたまらないです^^ 甘いマスクで、礼儀正しいドンゴンが、全く自分と別のような人間ドンスを 演じています。 またユオソンの演技も素晴らしく二人のからむ場面は、特にラストのシーンは 迫力があります。 こんなにも仲がよかった幼なじみが、そしてジュンソク(ユオソン)と ドンス(チャンドンゴン)がなぜ対立抗争しなければならなくなって しまったのか・・・それが悲しいです。。。 ジュンソクの父親のお葬式の後、ジュンソクとドンスが話をして ジュンソクがドンスに葬儀のお礼を言い、ドンスがジュンソクとはちがう組に 入るとジュンソクに告げ、暗い夜道歩いて行って、振り返って手を振るのですが・・・闇の中に消えていくドンスは、ドンスのこれから(未来)を予言して いるようで切なかったです。 抗争が悪化して、ジュンソクがドンスと二人で話す所、ジュンソクが「どこかに しばらく行ってくれ」と行った時<ジュンソクはドンスを助けたかったのだと 思うのですが)、ドンスが自分の顔を覆って、それから「お前が行け」と 言った時、二人に流れる緊迫感もたまりません。 <ちなみに、顔を覆う時のドンゴンしの指の長くてきれいな事・アハハ(^^ゞ> 「もう~~お願いだから、やめて~~!」と叫びたくなるラストは壮絶で、 涙が止まりません・・・。 これはもうドンゴンの迫真の演技だと思います。 確かに残酷な血なまぐさいシーンもあるのですが、また何回も見れる作品では ないかもしれないのですが、また、始まりは、昔の日活映画かあ?と思わせる 場面もありますが(笑)、とても心に残る作品となりました。 ただドンゴンシのファンでない女性には、ちょっとキツイ作品かな・・・ でも、男性は気にいってくれると思いますが・・・。 私がこの映画で一番好きなのは、負けた奴が映画館代を払うという賭けをして、 4人で一生懸命映画館まで競争する、走るシーンが好きです。 特に、二人残ったジュンソクとドンスが「ばかなことやってるよなあ」見たいに 顔をあわせて笑ってから、抜け駆けするようにジュンソクが駆け出して、ドンスが「え~~!」って顔をして走り出すところがドンゴンシ可愛くて好きです^^ ちなみに、吹き替え版は、関西バージョンで聞くとかなり感じが出ていて いいと思います。 また、日本語と字幕では、日本語のほうがニュアンスがいいなと思える所も多い ので2回目は、吹き替えで見るのもいいと思います。 またDVDについている特典映像は楽しくて、ドンゴンシのやさしい人柄も垣間 見えて本編が切ない作品なだけに、明るい特典に救われます。 <ストーリー・allcinemaより> 1976年夏、プサン。仲良く遊ぶ4人の小学生。ヤクザの息子ジュンソクは、 口ベタながらケンカが強くまた友達思いで仲間の信頼も厚い。 一方、葬儀屋の息子ドンスのほうもケンカっ早いが憎めいない奴。 そして優等生のサンテクとお調子者のジュンホ。 4人は幼なじみの大親友だった。しかし、小学校を卒業すると別々の中学へと 進んだ。 幸運にも高校で再び顔を合わせた4人だったが、昔のように一緒につるんでも どこかしっくり行かなくなっていた。そして、ある事件をきっかけにジュンソクとドンスは退学となってしまった……。 (翻著者:郭景澤/金重明|出版社:文藝春秋|発行年月:2002年 02月 ) 映画を見たら、是非原作も読んで欲しいなって思います。 この4人のモデルとなった人物が本当にいて、しかもドンゴンシ演じるドンスは 映画でもすごいのにもっとすさまじい男だったみたいで、死に方も映画以上に壮絶(24箇所も刺されて)だったようです。 映画でわかりにくかったことも小説読むとやはり細かいところまでわかって 良かったです。 <本の紹介> http://books.rakuten.co.jp/dokusho/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1414861 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.08 01:00:12
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