Cinema Collection

泣き虫で凶暴　出逢うはずはなかった　君は天使


上映時間 　　90 分
製作国 　　　フランス
公開情報 　　アスミック・エース
初公開年月 　2006/05/13
ジャンル 　　ロマンス／犯罪

解説

「グラン・ブルー」「レオン」のリュック・ベッソン監督が、99年の
「ジャンヌ・ダルク」以来６年ぶりに自らメガフォンをとり、
パリを舞台に全編モノクロ映像で撮り上げた異色のラブ・ストーリー。
主演は「アメリ」のジャメル・ドゥブーズとスーパーモデルとしても
活躍する「ファム・ファタール」のリー・ラスムッセン。

パリに暮らすアンドレはギャング絡みの借金が原因で48時間後には
殺されてしまう運命に陥ってしまう。絶望してアレクサンドル三世橋から
セーヌ河を見下ろすアンドレ。何も思い残すことはないと覚悟を決めた矢先、
隣に現われた美女が、いきなり川に飛び込んだ。
思いもよらぬ事態に、とっさにアンドレも後を追い無我夢中で彼女を助け出す。
これがきっかけで、この絶世の美女アンジェラは、戸惑うアンドレをよそに、
彼の後を付いて回るようになるのだった…。

感想　（７・５）

予告編を見て、見たいと思っていて、なおかつ見たお友達の評判もよく、
リュック・ベッソン監督の作品ということもあって見に行きました。

ベッソン監督と言うと、解説にもあるように『レオン』『ジャンヌダルク』の
ような激しい映画を作るイメージがあったので、この映画は意外でした。

全編モノクロのためか、
モノクロのパリが美しいからか、不思議な感じがする映画でした。
幻想的というか・・・現代のファンタジーっていう感じかな・・・
見終わった後、なんかやさしい気持ちになれる自分がいました

主演のアンドレ役のジャメル・ドゥブーズはコメディができる人だけあって、
なんか面白いです。
アンジェラ役のリー・ラスムッセンはスーパーモデルというだけあって
カッコイイ女って感じです。なので、ださいアンドレとカッコいいアンジェラの
組み合わせはぜんぜん似合わなくて（笑）・・それがまた面白いです。

朝５時から１０時までと夕刻という時間帯のみ撮影を敢行したとパンフレットに
ありましたが、本当にパリの町並み美しいです

好みの分かれる映画と思いますが、
私としては好きな映画です。


映画をご覧になった皆様へ

私の最新作『アンジェラ』を、日本の皆様へご披露でき嬉しく思います。
楽しんでいただけることを期待します。
ただひとつ、皆様にお願いがあります。
決して、「エンディングの秘密」を明かさないでください。
ご覧になればわかっていただけると思います。
それが明かされてしまったら、まだ観ぬお客様の楽しみが半減して
しまうのではないかと、とても心配です。

何卒ご理解お願いします。

リュック・ベッソン

とパンフに書いてありましたので、ネタバレはなしにしました


アンジェラ公式サイト


実は昨日はレディスデイでしたので、２本映画を観ました。
もうひとつは『ナイロビの蜂』です。この感想は、また明日アップしま～～す