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2007.03.12
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世界の運命が、変わるとき──。彼らは何を見たのか。

上映時間 120分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (ムービーアイ)
初公開年月 2007/02/24
ジャンル ドラマ

【解説】

1968年6月5日、その清廉さとカリスマ性でこの年の大統領選を
リードしアメリカの希望となったボビーことロバート・F・ケネディが、
アンバサダーホテルで暗殺された。

本作は、そんな世界の運命をも大きく変えた歴史的1日に
スポットを当て、暗殺現場となったアンバサダーホテルに
偶然居合わせた名も無き人々が織り成す多彩な人間模様を
“グランド・ホテル形式”で綴り、当時の世相を鮮やかに
再現するとともに、アメリカの人々が失った“希望”の大きさに
思いを馳せるアンサンブル・ドラマ。


俳優エミリオ・エステヴェスが、かねてからの念願の企画を
自ら監督・脚本も手がけ映画化を実現。製作総指揮も務める
アンソニー・ホプキンスをはじめ、イライジャ・ウッド、
シャロン・ストーン、デミ・ムーア、アシュトン・カッチャーなど
錚々たる顔ぶれが豪華に共演。

1968年6月5日、カリフォルニア州の予備選を勝利で飾り、
次期アメリカ大統領候補として多くのアメリカ国民から大きな
期待を寄せられていたロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺される。

この悲劇の16時間前、現場となったロサンジェルスの
アンバサダーホテルには、人種も年齢も社会的な境遇もまちまちな人々が
居合わせた。果たして彼らは、このホテルで間もなく行われようとしている
ボビーの演説をどのように迎えようとしていたのだろうか。

【感想】
どきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートダブルハート

ケネディ家の悲劇と言うことで、JFKの暗殺やRFKの暗殺事件の
ことは、そういうことがあった事実として知ってはいましたが、
まだ子供だった私は、その時は『かわいそうだなあ』くらいしか
思いませんでした・・・

この映画は、RFKがなぜ暗殺されたのかとか犯人はどうして
そういうことをしたのかとか詳しい人物像とかが
描かれているわけではありません。
ボビーが暗殺される数時間前にアンバサダーホテルに集まった
22人の物語が描かれています。

ボビーの暗殺は事実ですが、この映画の22人の人物、
内容はもちろんフィクションです。
(見習いコック役の人は実在の人物<モデルになっている>
のようですが)

この22人のそれぞれのストーリーによって、その時代の
アメリカがいかに病んでいたのか(ベトナム戦争、人種問題、
貧困etc)がよくわかります。
そして、
そう言う時代だったからこそ清廉潔白で理想に燃えているボビーが
いかに民衆に愛され、大統領になって欲しいと望まれて
いたかもこの映画を見てよくわかりました。


いろいろと悩んだり、考えたりして生きている
22人(アメリカ国民を表している?)を淡々と
描きながら、ボビーの演説の様子やニュースなども
織り交ぜているのですが、違和感のないシーンの
その編集が素晴らしいと思いましたきらきら

ラスト、いよいよ勝利の演説を終え、アンバサダーホテルの
厨房からボビーが握手しながら、歩いて出て行く時に
音符サウンドオブサイレンス』が流れ出すのですが・・・
そして、悲劇は起こります。。。
このとき実写と撮影の場面が上手く合成されて
いて緊迫感があり、臨場感もありました。
恐ろしかったです。。。切なかったです。。。


「『暴力に立ち向かったケネディの核心に真正面から
切り込みたい』と願ったエステベスは、劇的なクライマックスに
殺害現場である小さなホテルと厨房という空間を
支配した狂気と無気力をとらえたいと考えた。
そのシーンに、ボビーの無気味なほど先見の明がある
美しいスピーチを重ね合わせた。それは暴力終結を
提唱した、ボビーの死の2ヶ月前の1968年4月に
行われたスピーチだった。」

とパンフに書かれていたのですが、その通り、
ボビーの肉声での素晴らしい演説が流れます。
その演説は、現代のどの国にも通じるものであり、
心を打たれ、涙せずにはいられませんでした号泣号泣
この映画で彼の演説を聞き、もし彼が凶弾に
倒れなかったら、大統領になっていたら、アメリカは
どうなっていたんだろうと思わずにはいられませんでした。

2007y03m12d_012601718.jpg

役者は本当に豪華で、Aホプキンスとチェスをする老人は
だれだろう?と思ってパンフを見たら、な、なんとびっくり
ハリーベラフォンテとあってびっくりしました。
私がち~~いちゃい頃に(笑)『音符デーオ、デエエーオ♪』で
有名な歌「バナナボート」を歌って人なんです。
<若い方は知らないですよね~~(^^;)>

シャロンストーンが、これが氷の微笑の?と思うほど
やつれた表情、安っぽい感じの化粧で美容師の役で
出ているのですが、このくらいの年代の女性の哀しさ
みたいなものがにじみ出ていて、すごーく良かったですピンクハート

デミムーアエミリオエステベスは夫婦役なのですが
かつては婚約までしていた?恋人同士だったと言うことを
考えると不思議な感じでしたぽっ

そしてデミの今のご主人アシュトンくんはLSDを
売るヒッピーで、だれ?って思いました(笑)

チャーリーシーンよりも兄のエミリオが
好きだった私なので、久々に彼を見ることができて
彼が監督の作品を見ることができて
嬉しかったです。
昔から、父親似でしたが、ますますマーチンシーン
似てきましたねスマイル

↓パンフレットより

私は今日合衆国大統領に立候補します。
誰かに反対するための出馬ではなく、
新しい政治の提案のため、
この国が非常に危険な道を歩んでいると確信し、
今しなくてはならないことに全力を尽くすよう、
求められていると強く感じるからです。

アメリカをローマ帝国のようにしたくない。
かつてキケロはこう書いた。
‘彼らは荒廃を作り、平和と呼んだ’

あなた方の世代、今の世代には、
人間性や希望を浪費する余裕などないのです。
壁の向こう側には、人類の幸福と繁栄のために
手を差し伸べるべき世界があるからです。

ーロバート・F・ケネディ


エンドロールで映し出される生前のボビーの
写真が、笑顔が切なかったです。。。

bp.jpg
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最終更新日  2007.03.12 02:28:29



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