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カテゴリ:2008年鑑賞映画
男の嫉妬は 世界を滅ぼす。 上映時間 89分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(ハピネット) 初公開年月 2008/03/08 ジャンル ミステリー/サスペンス/ドラマ 映倫 PG-12 【解説】 ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの競演で 72年に映画化されたアンソニー・シェイファーの 傑作戯曲を、マイケル・ケインとジュード・ロウ の競演で再映画。 ひとりの女を巡って、夫である初老の推理作家と 浮気相手の若い俳優が、互いに罠を張り巡らせ 危険な心理戦を繰り広げるさまをスリリングに綴る。 今回はローレンス・オリヴィエが演じた夫役に マイケル・ケイン、そのマイケル・ケインが オリジナルで演じた若い男をジュード・ロウが演じる。 監督は「ハムレット」「魔笛」のケネス・ブラナー。 【ストーリー】 ベストセラー推理作家アンドリュー・ワイクが 暮らすロンドン郊外の豪邸。ここに、若い俳優 マイロ・ティンドルが訪ねてくる。 彼こそは、ワイクの妻マギーの浮気相手。 この日の来訪は、ワイクにマギーとの離婚を 迫るためだった。 それを承知で彼を穏やかに招き入れるワイク。 そして、失業中だというティンドルに、贅沢が 身についた妻を満足させることはできないだろう と切り出すと、あらかじめ用意していた ある提案を持ちかけるワイクだったが…。 【感想】 <> とても楽しみにしていたこの作品、上映時間が夕方で 中々観に行けなかったのですが、いつも行くシネコンで 昼過ぎの上映時間になったので、やっと観に行けました マイケルケインとジュードロウと言う豪華キャストで ほとんどこの二人の出演なのですが、 舞台出身の演技派の二人ですから、表情や台詞に 惹き込まれて行き退屈さは感じませんでした 派手な大作が大好きな私(笑)は、こういう作品は ほとんど観ませんし、観たとしても飽きます(笑) まあ、上映時間が89分と言うのも良かったのだと 思いますが(笑)飽きることはなかったです 富と名声がありながら若さを持っていない初老のワイク かたや、若さと美貌に恵まれながら、富と名声に 無縁なティンドル・・・対極にいる二人が一人の女性を めぐってのバトル、言葉のやりとりは、 かなり辛らつで、言葉の暴力の怖さを感じました 言葉って結構傷つきますよね(T.T) ラストは想像はつかなかった私ですが 二転のところは完璧に気がついた私でした(笑) 三転?のところからはちょっとよくわからない私(T.T) ラストはあれで終わりなんですね・・・ またしても置いてけぼりか?私(笑) <ジュードの横は監督のケネスブラナー・エマトンプソンの 元夫です^^マイケルの横は脚本家のハロルド・ピンター> これはもともとは舞台劇だそうですが、 この映画を観ていても舞台を観ているような 感じでした。 ワンシチュエーション、舞台劇と言うと、 内容は全然違いますが(^^ゞキサラギを思い出した私・・・ マイケルとジュードの会話が日本語だったら (ありえないけど)より面白く感じたかも・・・ な~~んて考えちゃいました^^ 上からのカメラアングルから始まるオープニング、 お城のような外観と近代的な内観の違う建物、 ブルーが基調のような無機質な部屋の感じ、 ドキドキさせるような音楽も良かったですが この作品は、やはりマイケルとジュードの二人の演技に つきる作品だと思います サイダーハウスルールやバットマンビギンズなど最近はいい人の役が 多いケインですが、私にとってはなんと言っても、殺しのドレス での彼のイメージが強く、この作品でもそのイメージ(異常者?)が 如何なく発揮されていたような気がしました。 いやあ、怪演でした ジュードはホリデイやマイブルーベリーナイツのような ふわっ~とした感じが好きでしたが、狂気と妖艶さが 漂っていた今回のような鋭い役柄も魅力的なんだと 改めて思いました。素敵でした~~♪ お顔がいいので、どうしても容姿に褒め言葉が 出ちゃいますが、本当に演技も上手い俳優さん なんですよね この映画は1972年に映画化された作品の リメイクだそうですが、その時は、マイケルケイン の役・ワイクをローレンスオリビエが ジュードの役・ティンドルをマイケルが演じたとのことで こちらの作品も非常に観てみたいです! かなり古い作品なので、レンタルショップにあるかが 心配ではありますが・・・ とても好みがわかれる映画だと思いますので マイケルとジュードファン以外のかたには 特にお薦めはしません(笑) ワイクとティンドルの女性をめぐるバトルと マイケルとジュードの演技バトルを堪能して 下さいませ 3月7日~公開中 <パンフレット・クリックで公式サイトへ> アンドリュー・ワイク 初老の推理小説家 スタイルにこだわる知性的な紳士。 尊大で無慈悲。 マイロ・ティンドル 若い俳優。 女はもちろん、男も惑わす美貌の持ち主。 野卑にして繊細。 エゴ、プライド、そして嫉妬。 ひとりの女を巡って、 二人の男の高貴で不健全なゲームが始まる・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.07 20:36:30
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