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カテゴリ:2008年鑑賞映画
CHARLIE WILSON'S WAR たったひとりで世界を変えた 本当にウソみたいな話。 “Based On The True Story” 上映時間 101分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(東宝東和) 初公開年月 2008/05/17 ジャンル コメディ/ドラマ 【解説】 米ソ冷戦終結の真の立役者とも評されるテキサス選出の 下院議員をモデルに描く実録政治コメディ。 プレイボーイとして鳴らしたお気楽議員、チャーリー・ウィルソンが、 アフガニスタンに侵攻したソ連が退却へと追い込まれるに至った 過程で重要な役割を果たしていた、という衝撃の事実を、 彼に多大な影響を与えた女大富豪ジョアンとの関係を 軸にコミカルなタッチで綴る。 主演はトム・ハンクス、共演にジュリア・ロバーツ、 フィリップ・シーモア・ホフマン。 監督は「卒業」「クローサー」のマイク・ニコルズ。 【ストーリー】 テキサス選出の下院議員チャーリー・ウィルソンは、 美女とお酒をこよなく愛するお気楽議員。それでも、 根は優しく持ち前の大らかな人柄で、周囲の人々からは 愛される存在だった。そんなチャーリーはある日、 テキサスを代表する富豪の女性ジョアンから、 ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を 救ってほしいと頼まれる。 政治にまるで興味のない政治家、チャーリーだったが、 アフガンの実情に心を痛め、一肌脱ぐ決意を固める。 さっそく、大国ソ連を相手に二の足を踏む政府を横目に、 CIAのはみ出し者、ガストの協力を得ながら前代未聞の 極秘作戦を開始するチャーリーだったが…。 【感想】 <> アメリカンパイ♪の音楽が流れる予告編を 観る限りではかなりのコメディ、トムハンクスの主演だし ・・・と思って観に行ったら。。。 内容はかなりシニカル?シリアス?なもので、 予告編のイメージとはだいぶ違いました(^_^;) トムハンクス、ジュリアロバーツ、<フィリップシーモアホフマン と言うアカデミーの主演賞を獲っている3人の演技は 良かったのですが、内容には乗り切れなかった私でした もともと戦争映画は苦手な私(^_^;)ですので、仲間と 彼女の話をしながらTVゲームでもしているかのように アフガンの市民に銃を撃つヘリに乗っているソ連兵にも 嫌悪感でしたが、また、そのヘリを攻撃して 撃ち落して大喜びするアフガンの人たちにも共感は出来ず・・・・ いつも戦争シーンを見る度に思うのですが、味方にも敵にも 家族がいるわけでですから、どちらが勝っても負けても 殺されても、観ていていい気持ちはしないのです 特にこの作品は実話に基づいているわけですから、なおさらです・・・ 難民キャンプの悲惨さを見て、チャーリーが奮起すると言う気持ちは わかるのですが、でも、ハンムラビ法典のように、目には目を と言う方法で、武器には武器をと言う方法でいいんだろうか・・・ いや、いいわけがない・・・ <チャーリーウィルソン本人です。wikipediaより> 実際に、エンドロールで「私はしくじった」と言うようなチャーリーの 言葉のテロップが出ます。 ソ連のアフガニスタン侵攻 (1979)はニュースでも流れていたので、 もちろん記憶にはありますが、また最近では、 君のためなら千回でもの中でもソ連のアフガン侵攻は出てきましたが、 実はアメリカ(チャーリーたち)の裏工作があったと言う事実は 驚きでした このような事実、真実は、私たちが知らないだけで、 きっとたくさんあるのではないかと言う思いにもさせられました。。。 この映画は反共産主義を掲げて、それを悪として、 その悪に勝利したアメリカを自画自賛(正当化)して いるようにも見える一方、チャーリーたちが行ったことは 本当に良かったのだろうかと思わせるところや、 のちのち起こる9.11事件のことを考えると、 アメリカと言う国への批判めいたものも感じられなくも ありませんでした。。。 武器に10億ドルは使えても学校建設に100万ドルは 使えないアメリカって。。。 ラスト近くのほうでCIAのガストが、チャーリーに 少年と禅師の話しをします。それが塞翁が馬のお話でした。 その時に幸せだったことが後には不幸につながり、 不幸になったと思ったらそれが後には幸せにつながったり・・・ 世の中万事塞翁が馬、アメリカもその時に良かれと 思ってしたことが(武器の投入と言う方法は拙かったけれど) 後に自国の不幸(9.11事件)に関わってくるなんて 当時は誰も思わなかったのでしょうね。。。 と言うわけで、中東に世界政治に疎い私なので どうも映画のメッセージが伝わらず(わからず)、 キャストの好演で、つまないと言うこともなかったのですが、 観終った後に感動は得られなかった映画となって しまいました(^_^;) と言うことで、映画の内容はイマイチな私でしたので キャストで楽しみたいと思います トムハンクス・・・実在の人物を演じると言うことで少し痩せたのかな?(笑) ちょっと素敵に見えました^^ 水着姿疲労していますが、そのシーンの時は妊娠していたそうで(4ヶ月?) 妊娠していてあのプロポーションはうらやましいと思った私でした(笑) 妊娠してないのにジュリアよりハラが出ている私って(^_^;) <安全ピン、あぶな~~い> ジュリアロバーツ・・・40才で50代のジョアンを演じたためなのか ちょっと老けた感じです。老けた感じのメイクにしているのかな? フィリップシーモアホフマン・・・カポーティ、M:I:3、この役と 全部違った人に見えます。 どんな役でもこなしちゃう俳優さんですね^^さすがでした! エイミーアダムス(チャーリーの秘書)・・・魔法にかけられての ちょっとドジなお姫様と違っての有能な秘書役。 地味でしたが良かったです <画像はプラダを着た悪魔からです> エミリーブラント・・・ジェイン・オースティンの読書会に続いて またまた見ちゃいました 相変わらずお堅い感じの役かと思ったら意外と大胆で(笑) 素晴らしい容姿を見せてくれました シリルアップルビー・・・チャ-リーズエンジェルと呼ばれる チャーリーの秘書軍団?の一人。 初めは気がつかなかったんですが、うん?どこかで見た事ある・・・ そうだ!ロズウェルのリズだ~~!って気がつきました ロズウェルが大好きだったので、コリンハンクス(ブラックサイト) キャサリンハイグル(幸せになるための27のドレス)といいロズウェルに 出ていた役者さんたちが、どんどん映画に出てきてくれるのは嬉しいですね ・・・と、なんだかまとまらない感想になってしまいましたが(^_^;) 思ったような映画ではなかったですが 観て損したとは思わなかったので<前売り券だし>(笑) DVDでご覧になるのにはいいのではないかと思いました 5月17日(土)から公開中 <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.24 16:02:51
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