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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:仕事
労働許可証(ワークパーミット)を申請する際に何が必要なのか。昨年8月2日付のブログ記事に引き続き、『イギリスで働く』について書いてみたい。
数年前の話になるが、私が弁護士から揃えるように言われた書類は下記の通りである。 1. CV(英文履歴書) 特に明記しなければならなかった点。 ・各雇用先での雇用期間(年と月) ・ポジション名と具体的な職務内容 ・労働許可証申請の職務と関連しているなら、イギリスでのアルバイト先も明記 2. 今回の職務に関連する資格の証明書(原本) 各種英語試験の合格証明書等も含む(例:ケンブリッジ英検FCE、CAE、CPE) 3. 大学からの卒業証明書 (日本の大学卒の場合は、必ず英文で発行してもらうこと) 卒業した大学からの成績証明書 (これは必須ではなかったが、良い成績なら、提出しておいた方が心証が良い) 4. 過去の雇用先からの英文レファレンスレター ・私の場合は、イギリスでのアルバイト先から2通 ・日本での最後の勤務先から1通 ・必ずレターヘッド付きの紙に印刷し、サインをしてもらうこと ・雇用期間、ポジション名、具体的な職務内容を明記してもらうこと (人柄がどうこうという記述は、特に重要ではない) 注)日本での雇用先から英文のレファレンスレターをもらうのが難しい場合、自分で原稿を書き、担当者に確認、訂正だけしてもらうようにしておくと良い。 私が揃えて弁護士に提出したものは以上であったが、雇用主が弁護士に提出した書類はかなりの量だったようだ。 全ての書類を揃え、弁護士がホームオフィスに労働許可証(ワークパーミット)の申請をして、1週間以内で審査は終了し、労働許可証が送られてきた。弁護士によると、書類が整っており、労働許可証申請者と雇用主が基準を満たしていれば、数日で審査は終了するとのことだ。特に、私の場合はそれまでの学歴と職歴がこの応募職種と関連していたこともあり、非常にスムーズだったそうだ。 この労働許可証が発行されて初めて、ビザを申請することができる。現在では一度、この労働許可証を持って自国(日本)に帰国し、東京か大阪のビザセンターに行き、英国大使館の審査を受けたエントリークリアランスをする必要がある。但し、イギリスのビザのルールは刻々と改訂されているので、ホームオフィスのウェブサイトでこまめに最新情報を確認しよう。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 19, 2008 01:27:50 AM
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