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鳥インフルエンザの影響でサーカス団のハト帰国できず
[ソフィア 14日 ロイター] トルコで鳥インフルエンザが蔓延しているために、同国で公演を行っていたブルガリアのサーカス団がハトを連れて帰国しようとしたが、ハトの再入国を拒否されてしまった。 「Balkanski & Sons」サーカス団と行動を共にしていたのは20羽のハトの他、馬やシベリアトラなど。このサーカス団は、トルコで数ヶ月前から公演を行っていた。 しかし、ブルガリアではトルコ、ルーマニアで鳥インフルエンザが蔓延しているとの報告を受け、両国から「生きた鳥」や鶏肉の輸入、持込を禁止していた。このため、ハトはブルガリアへの入国を拒否された。 検閲官は「サーカスの人達にとっては気の毒なことです。動物を国外へ連れ出す許可を取得してから出国したのに、規制された直後に帰国しようとしたのですから。禁止令が解かれるまで、トルコでハトを世話してくれる人を探さなければなりませんね」とロイターに語った。 ルーマニア、トルコと同じ渡り鳥のルートにあるため、次に鳥インフルエンザが蔓延するのはブルガリアだとみられている。同国政府は蔓延を防ぐ対策として国境、海岸線付近の農地、ドナウ川の湿地帯などの検査を強化した。 木曜日にEU連合理事会は、「トルコで発生しているのは、アジア諸国で60人以上が死亡し、何百万もの鳥を死に至らしめた高病原性鳥インフルエンザH5N1型である」と報告した。ルーマニアの亜型については現在のところ判明していない。 サーカス団も危険だなぁ~ 芸も病気も持ってくるってか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.16 20:59:28
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