小学館より出ている「MY読書ノート(238円)」を購入した。
本を購入した日、読み終えた日を書き込む「読書ダイアリー」と、感想などを書き込む「読書ノート」の二部より構成されている。
書き込み例:
読んだ日:2006.12.7 書名:くさり -ホラー短篇集-
わたしの採点:★★★★☆
著者名:筒井康隆 訳者名:
挿絵:カバー画/町田久美「帰宅」
カバーデザイン/鈴木久美
DATA
値段:590円 出版社:角川文庫
出版日:2006.11.25 購入日:2006.12.4
きっかけ:テアトル梅田で映画『パプリカ』を観賞した帰りに購入。
購入場所:紀伊国屋(梅田)
読了した場所:職場
MEMO:新発掘短篇「大怪獣ギョトス」収録。
解説、貴志祐介
心に残ったシーン・せりふ:
とつぜん地球が、なんの前ぶれもなく「ペチャッ」という音をたてて潰れた。
感想:
ホラー作品を集めたというよりは、珠玉の短篇を集めたら、それらがたまたまホラーに分類できたといった感じか。再読がほとんどだが楽しんで読めた。
視覚的な恐怖、シナリオによる恐怖、笑いによってもたらされる恐怖、そして本能に直接訴えかけてくる恐怖…。
<やめろ、とおれは心で叫んだ。この表紙を開いて中へ入っていけば、もう二度と出ては来られないのだという、確信に近い予感があった。しかし手は、頁にかかった。おれは絶叫に近い悲鳴をあげた。悲鳴をあげ続けながら、おれはその頁を開いた。>