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「レイ、イルカは見たいかい?」
「見れるんですか?」 「あぁ、勿論さ。もう時期ショーが開かれる、見にいこうか」 「はいっ、イルカ見に行くです!」 その日、レイは一日水族館を有意義にすごしたのだった。 ***** 「おや、レイ様はお休みのようですね」 「随分とはしゃいでいたからね、疲れたのだろう。普段邸内にいるのだから歩き回ったのは世程疲れたんだろう…。」 帰路の車の中、疲れて眠るレイの隣でギルと護衛且運転手が話していた。 「それで例の…」 「はい‥‥、その件ですがあれからくまなく探しましたが何せあれ程の人数、申し訳ありませんが見つけることが出来ませんでした…」 「そうか‥‥。何も手を出さないとは何のつもりだ…?何を撮ったのは解らないがスクープにできるようなものは無いだろうし…」 「旦那さま、レイ様のことは表には知れておりません…ならば…」 「私の子だとか?だとしても説明はいくらでもつく。血縁関係とも親戚とも言える…」 「左様ですね、失礼しました。‥‥何事もないとよろしいのですが…」 「あぁ、全くその通りだよ‥‥」 ギルは膝で眠る幼子の頭を愛し気に撫でた。 「本当に何事もなければいいのだが‥‥」 どうして願いは叶ってくれないのだろうか… │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |