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‥‥ガチャ‥
受話器を置いたギルは自室へと向かって行った 「あの‥‥旦那様、レイ様は‥」 「どうやらまだ残っているクライン派の者が次の議長に私をさせまいと、 卑怯にもレイを人質に交渉を持ちかけてきたのだよ」 「な、なんですと?!そのような卑劣な‥‥クライン派が何をおめおめと…」 「全くだ、だが奴等の思うようにさせておくほど私の意志は脆いものではないよ」 「‥‥と、言いますと‥?」 不適に笑みを浮かべるギルに執事は問う。 「目には目を、刃には刃を、と言うだろう…?」 ***** 「―――‥‥っ、‥ンッ‥‥!」 レイが目を覚ますとそこは薄暗い物置のような所だった。 窓は一ヶ所、そこから差し込む月光の光りが唯一部屋に光りを持ち込んでいた。 「!、ッう‥‥」 立ち上がろうと身動きをしようとしてレイは自分の身が拘束されていることに気付いた。 口はガムテープで塞がれ、両手は後ろでキツク縄で縛られていた。足も同様に。 「やっとお目覚めか」 「?!」 聞き覚えの無いその声にレイは肩を震わせた。 そして今の自分の状況がどんなに悪いことか幼いレイにでも解った。 <終> │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |