優柔不断な家族

NIKE　ナイキ

オレゴン大学陸上部のコーチ=ビル・バウワーマンと同部ランナー=フィリップ・ナイトが1964年に500ドルずつ出資し共同でブルーリボンスポーツ社を設立しました。そして日本のオニツカタイガー製靴会社（現アシックス）製品のアメリカでの輸入販売を始めました。同社はその後71年にブランド名を“NIKE”と命名。その意味はギリシャ神話の勝利の女神ニケの読みを変えたものであり、ブルーリボンスポーツ社初の正社員であるジェフ・ジョンソンの夢に勝利の女神ニケが現れたことから由来しています。トレードマークのSWOOSH（スウッシュ）は、勝利の女神ニケの翼を表してます。74年にバウワーマンが朝食用のワッフルから思いついたワッフル・ソールのランニング・シューズを発売し、大ヒットとなりました。78年には社名をナイキに変更し、84年に当時まだノースキャロライナ大のバスケ・チームの選手で、NBAシカゴ・ブルズへ入団しようとしていたマイケル・ジョーダンと契約、そしてあのスニーカーの名作「エア・ジョーダン」を発表し爆発的ヒットととなり、以後ナイキは急成長を遂げました。