|
カテゴリ:読書
東野さんの「白夜行」と「幻夜」、図書館で借りてきたのですが
やること山積みの今週末!! 「開いてはいけない・・・・・」と分かっていたのですが(^-^; ちょっとだけ・・・・のつもりが 取り憑かれちゃったよ~~~~~(((((( ’ ’)ノあぁ 東野圭吾・著「白夜行」 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。 容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。 被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂? 暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、 その後、全く別々の道を歩んで行く。 二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。 だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。<BOOKデータベースより> 以前「秘密」で、ご紹介した東野さんですが この本は全然違う!! 醜悪なことばかりが続く・・・ でも、結末を知りたくて読むのを止められない。 読み終えても、どうしてこんなことになってしまったのか? 悲しくなります。 私が読んだイメージは 雪穂は、非情で自己中心で人間味が無い。 もう少し、何故こうなるのか?が分かれば良かったんですが・・・ 自分が不幸なだけに、ひとも不幸にしなければ気が済まないのかな? 対する亮司は 切れ切れに垣間見れるのは人間味があるところ。 非道なことをするけど、彼の周りの親しい人間は不幸にならなかった気がする。 二人は水面下で手をつないでいる同士なんですが、 同じように見えて、違うんですよね。 結局、亮司も雪穂に取り付かれた独りなんでしょう。 読むにつれて、色んなことが暗示されます。 ブックカバーの刺繍 服の下から聞こえてる鈴の音・・・ドキドキしました。 東野さんって色んな作品を書かれるとは聞いたのですが 本当多才なんだろうな~と感じられる、作品でした。 「幻夜」は開かないように気をつけないと!! 危ないです(苦笑) ではまた(^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月05日 19時05分55秒
[読書] カテゴリの最新記事
|
|