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カテゴリ:読書
とりあえず本の話から
「まぶた」小川洋子・著 これは、短編集です。 そして小川さんらしい作品です。 前世を記憶する水泳選手。<バックストローク> 料理教室に現れた奇妙な二人の男。<お料理教室> ペンフレンドの墓を訪ねた帰途、機上で事故に遭遇する老婆。<飛行機で眠るのは難しい > まぶたの美しい十五歳の少女とアンバランスな逢引を重ねる風釆のあがらない中年男。<まぶた >など・・・・ 私は「中国野菜の育て方」が好きですね。 葉が光る姿に怖さと暖かさを感じました。 「匂いの収集」は、ちょっと作り過ぎの感も否めませんが でも、やっぱりぞくっとする。 「詩人の卵巣」は情緒豊かだし 「リンデンバウム通りの双子」は悲しさを感じる。 小川さんは、乙一さんの怖さと 村上春樹さんのファンタジーさを持っていると思いますね。 崖から下を覗くような怖さと危機感・・・そして興奮と希望。 全てを感じられるような気がします。 これは単行本です。 表紙が怖いんですけど ↓ 今日は、慌ただしい一日でした。 子供部屋のワックスがけや家具の移動をして 力仕事しました。 粗大ゴミの日が明日なのでしょうがなくこうなった訳ですけど 天気がよくて、有り難かったです。 雨だとゴミ出しにも困っちゃいますからね~ とりあえず今日はこの辺で~~~~ ではまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月15日 20時38分10秒
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