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2006年04月10日
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カテゴリ:読書
ようやく、学校が始まりました。
ようやく・・・日常・・・とまでは行かないですけど
自分のペースを取り戻して、計画的に行きたいな・・・・

「桜の庭、隣の犬」庭の桜、隣の犬角田光代/著

(アマゾンより)
出版社/著者からの内容紹介
夫婦ってなんだろう?愛でもなく嫉妬でもない、
何かもっと厄介なものを抱えて、私たちはどこへ向かうのだろう?

「そうちゃん、私いくとこないんだよ」房子は言った。
自分たちのやっていることの馬鹿馬鹿しさを、
そう言って房子ははじめて実感した。
家はある。35年ローンの家がある。
居間にも食卓にも無駄なものがいっさいない、清潔で静かな家はある。
なのに自分はほっつき歩き、宗二は4畳半を借りている。
「阿呆か」宗二は、自分の馬鹿馬鹿しさには気づかないふうで言う。(本文より)



生活感のない、房子と宗二
その対比としてか、宗二母の生活感丸出しの様子が
平凡ながらにも「あるべき姿」と見える。
みんな、そうやって日常を積み重ねているのに
自分たちは、どうしてダメなんだろう。と気付くきっかけ。

桜の木が庭に細いながらにもあるが、
それは毛虫を大量に発生させるだけの、不必要な物。
でも、それを抜く事は出来ない。
なぜなら親の希望が入った、未来の姿を映しているから。
そうならないとしても・・・・

余計な物を取り去った生活は、快適だけど
何も産まない、何も失わない。
でもそれって「生活」?

ふらふらと漂う房子と宗二の姿が、理解できる。共感はしないけど。

それに気付いた後の二人の行く末が楽しみでもある。
そう思える作品でした。


借りて来た本全部読んじゃって、ちょっと困ってます。
でも図書館お休み・・・ショック
どうしよう。
トップに作家順のコーナーをようやく作りました。
見づらいかもしれませんが、参考にしていただけると嬉しいです(^^v

ではまた。





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最終更新日  2006年04月10日 08時46分11秒
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