|
カテゴリ:読書
ゼナ・ヘンダースンさんってご存知ですか?
恩田陸さんの「光りの帝国」の<常野シリーズ>は 彼女が書いた「ピープル」のオマージュ作品とか。 そちらはまだ読んでないのですが この「ページをめくれば」もかなり面白かったです。 「ページをめくれば」ゼナ・ヘンダーズン/著 内容(「BOOK」データベースより) 人工衛星の打ち上げに沸く時代、 発展にとり残された小さな学校にひとりの男の子が転校してきた… 本邦初訳の「ピープル」シリーズ 「忘れられないこと」をはじめ、 デビュー作「おいで、ワゴン!」、 異星人との交流を描いたハート・ウォーミングな物語「いちばん近い学校」、 過去が見える眼をもつ女性がみた世界「鏡にて見るごとく―おぼろげに」他、 全11篇を収録。 「忘れられないこと」は、 転校してくるはずの無い方角から、転校して来た少年の話。 夢があって、素敵な物語。 同じく「小委員会」も、異星人と地球人の生き残りをかけた物語 でも思いやる気持をもつ女性とこどもはすごい!と感じる、 これもハートウォーミングな物語。 一番インパクトを受けたのは「しーッ!」 何も知らない少年が作り上げた物は・・・・ 全ての音を吸収してしまう<音喰い>だった。 残された静寂・・・・ゾクゾクするよ~ SFでもあり、ホラーでもあり 「信じる子」や「おいで、ワゴン!」の様な子供の恐さを描いた物もあり。 読み応え抜群です。 恩田さん嫌いな方にもにもおすすめ! 短編集で読みやすいですし、 ちょっとずつ読んで行くのも楽しいですよ。 ではまた(^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月07日 15時11分11秒
[読書] カテゴリの最新記事
|
|