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カテゴリ:読書
息子と読みました。
「盾(シールド)」村上龍/著 はまのゆか/絵 内容(「BOOK」データベースより) 仲良しだったコジマとキジマ、 愛犬と共に野原を駆けめぐった少年の日々。 やがて二人は別の道を歩むようになるが、 決して忘れない言葉があった。 幼いころ、森に住む老人に聞いた 「盾、シールドが必要だ」 という謎の言葉が意味するものとは―。 自分で自分を守るしかないのか、 それとも…? 不安と希望をあわせ持つすべての人に贈る、心温まる物語。 心を守る2つのシールド。 両方をもち続けるためには、ひたすら努力が必要。 しかし生きて行く上で、いつもこの2枚があれば鬼に金棒。 私もこのシールドもち続けていたい。 そう思ってます。 大人の人には、少し読みやすすぎる本ですけど 子供には 「間違っている道なんかない」「やり直せる」「生き直せる」 という事 大人の社会という空気。 本当に大切な物とは?ということ・・・ ちょっとだけ分かってもらえそうな本です。 しかし、最近の息子(4年生)は、少し反抗期に入ってます。 本を勧めても「太い」「字が小さい」・・・・と 何かとクレームをつけて、読んでくれないのです。 でも、読書は大好きなんだよね~ (入り込むと何時間も本にべったり状態です) だからこっちは、色んな本読んで欲しい訳ですよ。 分厚い本も、読み終えた時の達成感、味わって欲しいとも思う訳ですよ。 このジレンマ!! 見てるこっちがイライラするので、 読み聞かせからはじめたらどうでしょう?という事で 少し読んで聞かせたのです・・・・・ すると、2.3ページ音読しただだけで、本を私から奪い全部読み終えてました。 「この天の邪鬼め~!!」 読み終わって、少しふたりで「盾」について話をする事が出来ました。 こういう機会を与えてくれた村上氏とはまのさんに感謝してます。 しかし、この字の大きさで この装飾で、税込み1575円は安いと思いました。 本当に立派で読みやすいです~ 村上龍氏にしても、春樹氏にしても 作家としての社会意義を考えて、最近活動されてますよね。 もちろん読者としての、賛否両論あるとは思うのですが 私は、感銘を受けずにはいられません。 「子供たちに伝えたい事」 色々考えさせていただきました。 是非、お子さんと読んで欲しい・・・そんな一冊でした。 ではまた(^^v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月08日 14時10分31秒
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