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カテゴリ:読書
東野さんの新刊出てますよね。
「赤い指」 予約はしてるのですけど、いつ来るか分からないので どうしようか?と思ってたら neroさんに「赤い指」の名刑事、加賀恭一郎は、シリーズ物だと教えていただき。 早速借りて来ました。 (いつも有り難うございます) 「嘘をもうひとつだけ」東野圭吾/著 出版社/著者からの内容紹介 誰もが平気で嘘をつくわけではない。 正直に生きていきたいと望んでいたのに、 落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。 そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む……。 バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。 事件は自殺で処理の方向に向かっている。 だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。 彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。 ところが……。嘘にしばられ嘘にからめとられていく人間の悲哀を描く、新しい形のミステリー! 面白かった。 久々の東野さんの作品を読んだからというのもあるのでしょうが 加賀恭一郎のシビアさと、嫌みったらしい所。 そしてしつこさ。 名探偵といわれるだけある人物像がいい。 しかも最後の「友の助言」では、別の面も描かれている・・・憎い演出。 そして、犯人たちはごく普通の人間で、普通だからこそ犯してしまった犯罪。 この題名通り、嘘をつくから犯罪がバレる。 たったひとつの嘘が、足元をすくう。 やっぱり犯罪は犯しちゃダメなんだな~ それにしても、この物語達の死体は美しい。 バレーの練習中に落ちて行く様子。 花に囲まれ凍っている死体。 隠滅のために固められた死体。 そして、身軽な犯罪者。 シャンパングラス。 どの物語にも美しいシーンがあって ミステリーですが、綺麗で華麗。 だからこそ残虐なのかも? 単行本の短編集になってますので、読みやすく堪能しやすいです。 是非秋の夜長にを見ながらいかがでしょう? 加賀さんの登場する本は後数冊予約してます。 また後日ご紹介できると思います。 ではまた(^^v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月12日 12時44分28秒
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