|
カテゴリ:読書
今日は雨。
止んだと思ったら寒くなって来ました。 「逃亡くそたわけ」絲山秋子/著 出版社 / 著者からの内容紹介 21歳の夏は一度しか来ない。 あたしは逃げ出すことにした。 軽い気持ちの自殺未遂がばれて、入院させられた病院から。 逃げるのに思いつきで顔見知りを誘った。 24歳の茶髪で気弱な会社員。 すぐに「帰ろう」と主張する彼を脅してすかして車を出させた。 東へ。そして南へ。 __おんぼろ車で九州の田舎町を駆け抜けるふたりの前にひろがった暑い夏の物語。 pomodori_rossiさんのところで この本を発見し そういえば最近絲山さんご無沙汰だな~と気付き 読んでみました。 痛快だな・・・ というか、絲山さんも鬱持ちだと(エッセイで)書かれてましたので 少し自虐的・・・というか ここまで書けたら病は軽いのか? 色々考えちゃいましたよ~ とにかく楽しい。(楽しんでいいのか?とも思ったりしながら) 作品として読んだら、ああ・・こんな事まで あんな事まで!? とか、色々あるんですが・・・ それでも、なんとか生きて旅してる二人が、愛しくなって来る。 無我夢中に生き延びて 実生活に戻ったら、どんな事が二人を待ち構えてるのか分からない。 もう会えないかもしれないと思うと 切ない。 でも、生きて欲しいな~ 出来れば、元の暮らしに戻って。 爽快な気分だけが残っていいですよ。 そうそう、書くの忘れてましたが 私福岡弁をこどもの頃しゃべってたんです。 あったと~とか いっちょんとか・・・ 懐かしくってね~ 可愛らしい言葉ですよね。 実は「イッツ・オンリー・トーク」も手元にあるんです。 これも読むのが楽しみ(^m^ では(^^v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月17日 14時01分40秒
[読書] カテゴリの最新記事
|
|