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カテゴリ:読書
とりあえず本の話から
「最後の息子」吉田修一/著 内容(「BOOK」データベースより) 新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲し、 時々はガールフレンドとも会いながら、 気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記。 そこに残された映像とは…。 短編3つ入ってます。 「最後の息子」は同性愛の人たちが出て来る物語。 閻魔ちゃんが、何ともキュートで 癒されます。 そんな悪役を演じる主人公にも、少しだけ同情したくないけど・・・しちゃう。 ひどい男なのにね。 そして「破片」 精神的な弱さと ガラスの破片の透き通った光り。 その対比が切ない。 鉄砲水で流された母親のシーンが頭から離れないです。 そして最後の「water」 こんな話吉田さんが書くの?と驚きました。 思いっきりスポーツ青春物なんですけど・・・ ここにも同性愛が絡んでいたり 心の病気の母親が居たり、一筋縄ではいかないんだけど・・・ でも、とても新鮮で可愛い物語でした。 これが初期の吉田さんの作品か・・・とびっくりした一冊であり 芥川賞候補作品が2つ入っている なんとも、お得な一冊でもありました。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~**~*~*~*~*~*~*~*~*~ 小学校でのお楽しみ会を兼ねた、お話会無事終了してきました。 お母さんたち7名が 3クラス合同で1時間の出し物をするのは 結構大変じゃないかと不安だったのですが(初参加ですし) やり終えると・・・やっぱり楽しかったです。 (私はお手伝い程度しか出来ませんでしたが・・・) 読み聞かせをしたのは 「おおはくちょうのそら」 これは大型絵本で、版画が素敵なのです。 旅立ちの季節にピッタリな本でした。 そして詩の朗読、たて笛での2曲披露。 最後に「たのきゅう」で落語朗読。 これはお2人で朗読されたんですが めちゃくちゃ上手で聞き惚れました。 本職さんの朗読のようでした。 お返しに子供たちから笛の演奏と 合唱を頂き みんなしっかり聞いてくれていて良かったです。 どうしても、子供関係の親御さんとしか話をしないので 我が家だと、男の子(4年)のお母さんとしか ほとんど知り合う機会がないのですが 今回は女の子のお母さんと知り合えたのが一番の収穫でした。 何度も集まって、話し合ったり 井戸端会議に花を咲かせたり・・・ 誘って頂けて良かったです~(^^v これで3月の予定もほぼ終り・・ そう思ってるとすぐに春休みですね(汗 ではまた~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月20日 14時27分26秒
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