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カテゴリ:読書
「朝日のようにさわやかに」恩田陸/著
久々の恩田さんの短編集。 どんなお話が読めるのかしら?と楽しみにしていた方も多かろうと思うのですが 読んだ事ある話も多く 初読み作品は半分といった所でしょうか? ストーリー) ビールについての冒頭から、天才トランペッターや心太へ話題は移り、 最後は子供の頃に抱いていた謎の解明へと至る―。 虚実の狭間を、流れる意識のごとく縦横に語る表題作他、 ホラー、ミステリ、SF、ショートショート等々、 恩田陸のあらゆる魅力がたっぷり詰まった、物語の万華鏡。 まず、ダブっていた作品。 「水晶の夜、翡翠の朝」は「青に捧げる悪夢」に収録されていたもの 「冷凍みかん」は「クレオパトラの夢」にもあった物語。 「赤い鞠」は「七つの黒い夢」にも収録されていて 「一千一秒殺人事件」は「怪談集 花月夜綺譚」収録。 思い違いがあったらスイマセン。 おもしろいな~と思ったのは 恩田さんの書く食事の物語が結構あった事。 (食材は・・・・・ですが) 「ご案内」から想像するのは「注文の多い料理店」であり 「深夜の食欲」はまさしくそれその物であり 「淋しいお城」も食べるという動作が、恐怖の対象となっている。 恩田さんはビール党なんだよね。 恩田陸ファンなら、存分に楽しめて また、読み返したくなる作品ばかり。 斜め読みしたり、元の作品を読みなおしたり シリーズを再読してみたくなったり・・・ またもや恩田ワールドにどっぷりハマりたくなる。 ツボです。 ハマる時間が欲しいです。 最近、ちょっと恩田さんは凝る作品が多くなって・・・いる気がしますが その欲求不満を解消して頂けたね。 それにしても、読んだはずなのに、日記から抜け落ちている作品が多い~ そんな発見に、今びびってます。 「クレオパトラの夢」なんか2回も読んだのに~ 日記に書いてない訳?!私どうなってるの~(T^T いや~ ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月09日 16時54分20秒
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