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カテゴリ:読書
またまた角田さんです。
この本が、世界に存在することに (「BOOK」データベースより) 第132回直木賞受賞作家最新短編集。 本への愛情をこめて角田光代が描く新境地! 泣きたくなるほどいとおしい、 ふつうの人々の“本をめぐる物語”が、 あなたをやさしく包みます。 心にしみいる九つの短編を収録。 この本を読んでいて思ったのは 角田さんもかなりの本好きなんだな~と言うこと。 そして短編ごとに、少しずつ違う文字の並び方に 「きゅーん」とします。 こういう風に凝っているのすき。 おまけに本についての作品ばかりだし。 「旅する本」は とってもファンタジーで、こんな運命の本と巡り会いたい気がするし 「彼と私の本棚」と「初バレンタイン」は 恋する相手と、共通した趣味と言うテーマが 何ともね。 本読みの私にとって、これは・・・重大な問題と言うか。 出来れば、同じ趣味の人の方がいいな・・・とか そうじゃない方が良いのかも?とか 今まで色々考えたことがあるお題です。 だから、なんともね・・・と思うのですよ。 最後の角田さんのエッセイ 「交際略歴」 なんか、ツボな内容ですよ。 自分自身に照らしてみると 私の本との蜜月は「今・現在」の様な気がする。 思春期は、本に居場所を求め 逃げ場に使ってました。 とても頼もしい友人で・・・でも依存してた。 それが今は、こうやって本について話し合える場所が出来て 他の趣味にも、全力を注ぎながら 楽しく、依存すること無く読めるのは すごく良い関係の様な気がします。 逆に全ての興味をひとつだけにしないといけなくなると とんでもない事になりそう! 読んでも読んでも、溢れ出る、 本への興味を持てる今が 一番本との良い関係なのかも知れません。 そして束縛しない、野放し状態にしてくれる事にも感謝。 (読むなとか行くな・・・と言われたら発狂しそう) お友達にも感謝! 話が横道にそれましたが まぁ、本好きの人には読んで欲しい訳です。 <>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>*<>* 今日は、これからお出かけです~ 心斎橋のクアトロに。 この前行った時は 涙香氏の目の前、最前列で・・・・楽しかった。 今日は招待チケットなんで どれくらいで入場出来るか分かりませんが 楽しんできます。 明日は仕事なんだけどね。 雨も上がったし 良い感じです。 ではでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月06日 13時56分22秒
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