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カテゴリ:読書
ようやく一冊終えました。
「スワンソング」大崎義生/著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 携帯もメールもなかったあの頃、僕たちの恋は強く激しく深かった。 それでも気づくことができなかった。 彼女が心の底で、哀しく美しい歌をうたい続けていることを―。 同じ職場で結婚秒読みの僕と由香の前に現れた、 アルバイトの由布子。 ラスト1ページまで突き抜ける哀しみのラブストーリー、 大崎“恋愛”小説の最高峰。 要約すると、恋愛の・・・・そして鬱の話。 かなり読むのがしんどかったです。 そのしんどさは この病気が身近にあるから そして、友だちを思い出すから・・・ 決して他人事ではありません。 だから余計に 「奇蹟のような優しさでうめつくされた日々」 と言う主人公の言葉が 胸に響きます。 支える事で自分を支えた・・・そういうのとても理解出来ます。 中でも一番癒されたのは 物語の中ではなく 同じ所で、(多分)同じように涙した人の 形跡が本にあったから。 同じ所で泣きが入ったのね・・・と。 何だか本が綺麗なままじゃないのは少し嫌だけど でも、こういう形跡なら あっても良いかな?と。 だって作者にとって勲章だよね~ 心が丈夫な時に読んでみて下さい。 ではまたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月06日 20時52分08秒
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