|
カテゴリ:読書
大好き!
荒野桜庭一樹/著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 恋愛小説家の父をもつ山野内荒野。 ようやく恋のしっぽをつかまえた。 人がやってきては去っていき、またやってくる鎌倉の家。 うつろい行く季節の中で、少女は大人になっていく。 はぁーーーーーーー 読み終えて、深く深呼吸。 いっきに読んだのが、 今となっては勿体なかったなぁ・・・なんて。 中学生から高校生の間の「荒野」の物語です。 恋って何?から 悠也が好きなんだもの・・・まで だんだん「荒野」が 恋を知り女の子から、女性へ変化する過程が 本当に淡く、可愛らしく描かれてます。 逆に父親の山内正慶は 男女のドロドロした部分を担当。 どこまでも女性に優しく、冷たい所が印象的。 それでも、荒野に接する時は父親なんだよねぇ。 この親娘のやり取りがまたいいんですよ。 女の子同士の その時にしか出来ない会話や やりとり ちょっとした嫉妬に おおらかな眼差し。 カラフルな出来事が いっぱいいっぱいつまっていて 束の間の、夢を見せてもらえました。 素敵な本でした。 しかし桜庭さんって めっちゃスキー♪と、 「うううう・・(ごめんなさい)受け付けない」と 作品によって・・・あるんですよね。 新作を手に取って 開く瞬間ドキドキします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月20日 09時14分19秒
[読書] カテゴリの最新記事
|
|