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カテゴリ:読書
まずは本の話から。
森に眠る魚角田光代/著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 東京の文教地区の町で出会った5人の母親。 育児を通してしだいに心を許しあうが、 いつしかその関係性は変容していた。 ―あの人たちと離れればいい。 なぜ私を置いてゆくの。 そうだ、終わらせなきゃ。 心の声は幾重にもせめぎあい、 壊れた日々の亀裂へと追いつめられてゆく。 角田さんの いわゆる「お受験」の物語です。 魅力的な友人たちへの 疑心が湧き出て 見にくい姿が、表に現れて行くとき・・・・ 5人は、バラバラになって行きます。 おおらかな人物は、おおざっぱな人間に。 繊細な人物は、神経質で、疑り深い人間に。 憧れは、依存心に。 それぞれ、再び交わる事はないのかもしれない。 居場所をまた見つけられるのかもしれない。 でも、心の中にできた病巣は また動き出しそうな気配がある終り方。 角田さんは 子育てや受験に、興味があるんだろうなぁ。 でも、それはちょっと極端かな・・と。 物語には、極端だからなるのかもしれませんが。 私は 子育てにハマらないし。 受験も考えたけど 本人の意志で勝ち取る生き方を選んで欲しいので あえて、受験は無し。 ママ友とも、いい人に恵まれたのもあり 色んな価値観の違いはあるけど 今のところ上手くいってる気がする(私だけがそう思ってたらシャレにならないけど) 何にもしがみつかないから それに揺れる事もないと思ってる。 読んでいて、違和感があったのは 誰にも救いがなかった所かな? 巡り会った5人が、また生き方を見つめなおして 依存しないようになって欲しかったのかもしれない。 読んでいて面白かったけど ゴシップを読んで喜んでるのに似てる。 そんな気がしました。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 忙しさを理由に ほとんど読めない毎日を送ってますが。 「忙しい時程時間を作らないと流されるだけ」 と言う事を、或る紙面で読みまして・・・・ 痛い。 胸に刺さりました。 時間作らないと、ダメですねぇ。 しかし、活字って心に刺さりますね。 最近、人の名前をあまり覚えられないのですが 活字にしたら覚えられる事を発見。 活字って凄い・・・と、再認識。 時間作ります。 とりあえず、今日は残業しないぞー! 図書館行くぞー ではでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月22日 08時06分42秒
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