Life is journey．

すりばちの底にあるというボタン大島真寿美／著

【内容情報】（「BOOK」データベースより）

「すりばち団地」に住んでいる薫子と雪乃は、幼なじみ。
その二人の前にあらわれた転校生の晴人。
薫子と雪乃が知っていたのは「ボタンを押すと世界が沈んでしまう」ということ。
しかし晴人が知っていたのは、
「ボタンを押すと願いが叶う」ということ。
どちらが真実？三人は、真実を探しもとめ動きだす。
―団地を舞台に心の揺れ動きを丁寧に描き出した物語。

大島さんの児童書です。

久しぶりだな～大島さん。

でも、なんて感想を書いたら良いのかわからないんだなぁ・・

子供達が
世界のからくりを知る物語で
同時に、世界の不思議さも体験する物語です。

ボタンを押したら幸せになる
夢が叶う・・・・
でも、本当はボタンを押したら、この場所は無くなる。

それが本当かどうか？
ボタンを探す事にしますが
その間出会った大人達は
実は、何かのきっかけで事業が成功したり
望みが叶っている訳で。

色んな事理解して
そして色んな事経験して
少し成長した子供達の笑い声が
聞こえて来るそんな終り方です。

子供の笑い声は
幸せの証。

不思議な物語でした。

私ボタンって
スイッチの事だとは思わず
服に付いているボタンの事だと思ってました・・・
読み方一つで題名も変わって来ますね。