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あのアヒルちゃんの偽者が中国で次から次へと誕生しているとのニュース。
製作者が激怒しているそうだ。
勝手に真似されたら困るやないか、おらおらと。
しかし、よう考えてみると、あのアヒルの意匠ってのはキューピーちゃんとかビリケンさんなんかと同じで、すでにパブリックなんとかになってるものをただ巨大化しただけなんやないか。
てのはまた別の話として、その製作者さんのコメントに強いショックを受けてしまったのです。

アヒルちゃんは全部で１０体製作し、依頼があった中から自分がここだと思った場所にしか設置していない。

じぇじぇ、アヒルちゃんって、全部で１０羽も居るのかよ。
大阪にやってくるたびに、世界中をまわってまた帰ってきてくれてありがとうって声を掛けてたのに、１０羽ってことは、もしかすると別々のアヒルちゃんが来てたのかも知れへんやん。
仮にアジア太平洋地区担当アヒルちゃんやとしても、やっぱ１羽ではないよな。
ヨーロッパに２羽、南北アメリカに１羽づつ、アフリカに１羽、中近東に１羽とすれば、アジアに４羽のアヒルちゃんが駐在してることになる。

アヒルちゃんとかガチャピンさんは複数でないからこそ素晴らしいのではないか。
それこそがロマンっちゅうもんやろ。
そやのに１０羽も居たなんて、これからはアヒルちゃんを猜疑の目で見なければならないではないか。

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