負けてたまるか倒産、経営危機、破産、再建隠居の前口上 ここでご紹介するのは倒産を経験してから7年後に書いた備忘録です。 それまでのことは『はみ出し人生・出版屋稼業』にまとめます。 私は、ジェットコースターのように乱高下の激しい人生を送ってきました。 この時の地獄巡りのことは、もうほとんど思い出せません。 でも今の私の生き方、考え方を決定付けた季節の一こまです。 倒産そしてラストチャンス 告 三途の川を渡り始めているご同輩 一足お先に地獄巡りの旅に出ています 新参者にて道案内は出来ませんが 一緒に道行きを決めこみましょう 仲間が増えるのは嬉しいもんです こちらの世界、残念ながら楽しいことは余りなく 泣いても、苦しんでも、悩んでも 所詮同じことと諦めるしかありません 自分の失敗を思い出しては 乾いた高笑いをするっきゃないっしょ 【項目紹介と各章へのリンクを用意しました】 第一章 倒産、そしてラストチャンス ■戦場からのラブコール ■倒産へのプロローグ ■「あんた、何てことしてくれたんだ」 ■「辞めたほうがいい。再建するって大変なことなんだよ」 ■ハイエナ銀行とポカポカ信金 ■『大リーガー』がやって来た ■そして両親は、都会へ島流しになった (第一章後半) ■弁護士抜きの債権者集会 ■倒産、そしてラストチャンス ■親切すぎるサギ師たち ■先払いの香典、三頁だけの校正仕事 ■さらば昨日の友よ。借金が世間を狭くした ■悪友あり、「おっちゃん、仕事頼むで」 ■資金繰りは社長の仕事じゃない ■独立するなら五十歳を過ぎてから 第二章 一周遅れのトップランナー ■アメリカ資本の侵略が始まった ■親離れのタイミングを失った日本型借金経営 ■勝利者なき価格破壊戦争の果てに来るもの ■開き直らなくて戦争が出来るか ■時給八百円也。高級クラブからの遠足の日々 ■街金さんコンニチワ。ない袖は振れません (第二章後半) ■アレッ、借金が消えていく ■怖がれば、柳も幽霊に見える ■『期限の利益の喪失』もなんのその ■仕事が向こうからやってきた ■鏡もないのに、自分が見えるわけがない ■一周遅れのトップランナー ■マルチ人間でないと社長は務まらない ■社長も、いらない会社 ■見切り発車は、地獄への踏み切り台 第三章 本当になくして困るものって何だろう ■ベストパートナーにならなくて、仕事が進むはずはない ■自己破産がいいですか任意整理がいいですか? ■誰のための自己破産なのか ■中途半端なつまずきは一生の不覚 ■金があれば出来る仕事は、誰にでも出来る仕事 ■ある倒産『未遂』と再建の顛末 ■「わかりました。協力させてもらいましょう」 (第三章後半) ■聞こえちゃいるけど聞こえない ■「最近の若い奴らは」と思った瞬間 ■やりたいこと、やりたくないこと ■本当にいいの? 社員が次々戻ってくる ■明日へ向かって、リターンマッチ ■整理も、再建も、事業を始めることと変わりがない ■当事者の立場にならなくて、支援なんて出来っこない ■本当になくして困るものって何だろう 【舞台裏からの独白】 ジャンル別一覧
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