写真1に見られるような割れる動き
(動こうとした方向と反対側に動く事によって、大きな力を得ようとする)は、
プロ野球選手なら 誰もが必ず使っている技術なのですが、
それほど顕著に行っているようには、見えません。

写真1
やはり、バットを振れと言われれば、
写真2の動き
(相対速度をあげて大きな力を出す)に普通はなるでしょう。

写真2
では、どのような練習をすればこの割れを実感できるでしょうか?
皆さんは、セントルイスカージナルスのマーク・マグワイア選手を覚えていますか?
1998年に、サミー・ソーサ選手と本塁打王争いを演じ、
最終的に1シーズン70本の当時の新記録を達成した選手です。
その打球速度は凄まじく
木田優夫選手(デトロイト・タイガース、シアトル・マリナーズ等)曰く
「マグワイアが打席に入るたびに、危険なので3塁コーチがフェンス際まで避難するほどだった」そうです。
私は、この動きが究極の割れを作り、
コーチを非難させるほどの打球速度と飛距離を
生み出すヒントだと考えています。
ブログは、毎週木曜日更新予定です。
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人が、速く動くもしくは、大きな力を出そうとする時に、
頻繁に用いる方法は助走です。
フィールド競技における走り幅跳びや、走り高跳びに見られるように、
あらかじめ、力を出したい方向に加速しておいて、
そのスピードの上に次のスピードを乗せるやり方です。
要するに、相対速度をあげて大きな力を出そうとするやり方です。
写真1がまさしくその考え方に則った方法です。
あらかじめ下半身を動かしてその上にスウィングスピードを乗せて加速させています。
写真1
もう一つの方法が、私が何度も話しているプライオメトリックに力を出す方法です。
ここで、おさらいです。プライオメトリックスとは?
急激なスピードで筋・腱が引き伸ばされその後収縮すると、
通常よりも過度に筋力を発揮する(筋の伸張反射)ことです。
詳しくは、重要な要素1を参照してください。
その力を使おうとしている動きが写真2の方法です。
要するに、反動を使う動きです。
動こうとした方向と反対側に動く事によって、
大きな力を得ようとします。
写真2
バッティングにおいて見落としてはいけない動作は、
初期スピードに乗せることではなく、反動を使う事なのです。
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私が、子供のバッティングを見て思う事は、
プロのバッティング動作とは一番最初の動作から違うという事です。
写真1
大多数の野球をしている子供は、ボールを打ちにいくとき、
写真1のようなステップ位置とグリップ位置関係になります。
写真2
しかし、プロ選手が打ちにいくときは、
写真2のようなステップ位置とグリップ位置関係になります。
写真1は、打ちにいこうとステップした時、
グリップが、前に出てきていてバットはすでに寝ています。
写真2は、打ちにいこうとステップしているにも関わらず、
グリップは、キャッチャー方向にありバットは立っています。
なぜこのようなことになるのでしょう?
これは、ピッチング編でも何度も出てきた
プライオメトリックスと関係があるのです。
やはり、大きな力を出すにはこれは避けては通れない道なのです。
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先週から、バッティング編になりましたが、
ピッチング以上にバッティングのほうが技術的に、
勘違いされている部分が多いと思います。
どの打ち方が正しいと言っているのではなく、
プロ選手の打ち方を紹介しようと思っています。
次週から、紹介していく技術を聞くと
9割以上の人が最初から違っていたんだと気付くと思います。
しかし、意識してバットを振らない限り、
9割以上の人のスイングが当たり前の動きだと思います。
プロ選手は、当たり前でない動きを、
誰にも教わらずに行っているのです。
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今週から、第2章バッティング編をお届けします。

バッティング技術の話の前に、道具について考えて見ましょう。
単純に、バットは木製を選ぶべきか?金属製を選ぶべきか?です。
アメリカのアリゾナ大学の研究によると、
打撃の中心は、木製・金属製両者とも先端から20センチくらいの所だそうです。
ただ、金属製には、打てるポイントに数センチの幅があるそうですが、
木製は22センチぐらいのところ1ポイントだけだそうです。
金属製の方が広い範囲でボールをとらえられるため、
好まれて使われています。
また、芯をはずしても手に衝撃が少ないため、
上手く打てた感じがあり、気持ちよく使えるでしょう。
しかし、バッティングは、ポイントでとらえるものだと考え練習する人にとっては、
感触が曖昧なため金属製は向かないと思います。
木製のほうが適していると考えられます。
飛距離については、芯に当たりさえすれば、
どちらも変わらないと私は思っていますし、
私が関わった選手もそのように言っていました。
また、芯を外しても金属製より衝撃が小さいことが木製の特徴であり、
この事はバッティングにおいて重要な細かいタッチを
養うのにも向いていると思います。
最初から木製バットで私が教えていた選手は、
高校で金属を使用するように言われたとき、
当たった瞬間の玉離れが金属製は早すぎて、
コントロールしづらいともらしていました。
余談ですが、この選手は中学時代は私が個人的に教えていただけで、
学校ではテニス部に所属していました。
もちろん、少年野球などにも所属していません。
しかし、高校に入ってからは経験者を差し置き、
1年生からレギュラーになり、2年生の春にレギュラーで甲子園も出場しています。
私は、バッティングは華麗なものだと信じています。
芯をはずして、ゴツッという音と共にヒットになるバッティングは
ちょっと違う気がします。
さて、このブログを読んで練習してみようと思っている皆さんは、
金属製、木製、どちらのバットで練習しますか?
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お待たせしました。
久しぶりのブログの更新です。
ピッチングの話に入るその前に一言。
東京でのTVの収録は疲れました。
私は、割とよくTVに出演させてもらっているのですが、
向いてないというか、やはり緊張します。
それでも、それなりには収録できたと思うので
時間のある方は是非見てください。
初回、8月29日金曜日、CS055チャンネル、A.M.5:30からです。
以降の放送スケジュール
9/04 午後1時29分~1時58分
9/04 午後6時00分~6時58分
9/05 午前2時00分~2時29分
それでは、、話を本題のピッチングの話に戻しましょう。
私は、ピッチングのイメージは、
ホースで水を遠くに飛ばすことと似ていると思っています。
今まで、プライオメトリックスや良性肢位という言葉で
ピッチングの話をしてきましたがその力を最終的にボール1個に集めるのがピッチングです。
現場でよく使う言葉は、
縦方向は
小さく小さく
横方向は、
狭く狭くです。
そうする事によって、ホースから散水するときに先を狭くして水の勢いを増す事と
ピッチングの力を凝縮することのイメージを重ね合わせます。
実際には、ホースで水を飛ばすのとボールを投げることは違いますが、
力を一点に集めることに違いありません。
縦方向の小さく小さくは、アンダースローではない限り、
基本的に投げ下ろすのですから自然に小さくなります。
しかし、横方向の狭く狭くは自然にはなかなかできません
体の面積が狭くなるように動かなければなりません。

写真1
写真2
写真1から写真2の方向に力を伝えるフォームを、よく見かけます。
前に、ボールを投げたいのだから当然の動きです。
しかし、速い球を投げているピッチャーはここにもう一つの動きを入れて
前に、力を伝えています。
それが、写真3の様に体をひねり込み
そして、写真4の様に軸足の上に全体重をのせるように重心移動をすることです。
この様に、膝の上に肩を乗せている様なフォームが出来れば、
以前書いた遠投のフォームを、ピッチングに応用することが出来るのです。
写真3
写真4
この写真は、一連の動作ではなくわざわざポーズをとっているので
バランスが悪いですが、肩は、軸足の膝の上に乗るのです。
この動作を、一番綺麗に行っているピッチャーはダルビッシュ投手だと思います。
ダルビッシュ投手は信じられないほど綺麗な形でバランスを取っていますよ。
参考にしてみてください。
今回で、ピッチング基礎編を終了します。
次回からは、バッティング基礎編をお届けします。
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ピッチング練習を見にいくと、
コーチが突っ込むなと指示しているのをよく見かけます。
しかし、注意されている選手はその言葉をどれほど理解しているでしょうか?
今回は、突っ込んではいけない理由を
ピッチングのメカニクスを通して解説したいと思います。
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
ピッチングは、プライオメトリックに行うものです。
そこで、体の動きだけでは分かりづらいので
プラスティックの定規と比較しながら話をします。
ピッチャーは、ステップを始めたときに
軸足の膝の上に体重が乗っていなければなりません。
これは、ボールを投げる為に力を蓄える準備段階です。
(写真1、写真2を参照)
体重が残っていると、写真3のように腰を切ったときに体がアーチ状になります。
プライオメトリックに体幹を使おうとしています。
写真4のように弓を引いた状態を作っているわけです。
ピッチングは、この状態を開放させ球速を得ようとするものなのです。
写真5のようにステップしたときに、体が前にいってしまっていると
折角の体幹の強い力、すなわち美味しい部分を使わないで投げるようになるのです。
自分は、こんな投げ方をしていないと思っているかも知れませんが
体重を軸足に残したままステップするのは、
意識していないとなかなかできないことですよ。
※お断り
14日は、夏季休暇
21日は、TVショッピングの収録で東京出張の為
ブログの更新が出来ません。
次回更新は、28日になります。
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