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カテゴリ:八ヶ岳
権現沢左俣のゴルジュにて 風もなく暖かい日だった。3連休の中日なので美し森には多くの車があった。出合小屋への道もよく踏まれていて、塹壕のようになった踏み跡はまるで西面の一般路を歩いているようだった。非常に歩きやすく、先月に行った時よりも短時間で出合小屋に着いた。出合小屋にはテントが7、8張りあったが、当然この時間には人影もない。 しかし権現沢に入ると一転トレースはなく、モナカ雪に足をとられて遅々とした行動になってしまった。一度踏み抜くと、もがいてももがいてもザラメ状の雪は崩れて目の前の雪の壁が高くなるだけで脱出に消耗した。リスクは先頭だけでなく、トレース通りに歩いても穴に落ちてしまうこともあった。雪の下には水流があり、踏み抜きを恐れて斜面をトラバースすると下は岩場だったりして簡単ではなかった。 左俣のゴルジュのうえにある二つの滝は氷っていなかった。滝を巻いて越え、さらに上を目指しても雪の状況は変わらなかった。大滝まで行くつもりだったが、これでは無理なことはすぐに理解した。せめて展望台の滝が見える場所までとがんばったが、これも無理と思うようになった。時間は早いが敗退を決意した。 まだ時間は早いので右俣の最初の滝で氷に触れようということになった。せっかくアイスクライミングの装備を持って来たので少しはバイルを振りたかった。権現沢左俣を二股まで戻り、右俣に入ると小さな氷瀑がある。ここは先日のツルネ山行の時に確認していた場所だ。5mくらいの小さな氷だが、トップロープを張り各自1回登って引き上げた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.14 14:42:23
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