カテゴリ:日記(diary)
強化稽古に残る子達を対象にランキングを付けて行くことにしました。
ランキングを明確にすることで子供達の向上心を高め、励みとすることを目的にしています。 しかし、これには、賛否両論があると思います。 小学校教育にも言えることですが、順位を設けることが差別と捉えられる風潮。 あるいは、子供達よりも親がランキング依存症に陥ってしまい、子供に必要以上のプレッシャーをかけたり、自分の子以外の子を敵視してしまう場合があるからです。 私自身も悩みました。 しかし、自らの意識で強化稽古に参加する子供達にとっての柔道は、競技でもあります。 ある意味、ランキングを争うことは、レギュラーを目指すためには、避けられない現実です。競う意識のない子に競技スポーツは、難しいと思います。 あとは、ご父兄の考え方です。 これまで、ご父兄の理解を深めることを目的に稽古見学を推奨して来ました。 しかし、その行為が子供達の励みになれば良いのですが、過保護、過養護が逆に自立心を弱めてしまう結果を招いているケースもあります。 それに気づかれたご父兄の中には、敢えて意識して見学をしなくなった方もいらっしゃいます。 この辺は、何が最良なのか、今後の子供達とご父兄の方々の状況と対応を見て考えて行きたいと思います。 話しは戻りますが、ランキングは、日々の強化稽古で行われる一本勝負や練習試合。 あるいは、大会の結果を元に変更して行きます。 昨日もランキングに基づいた組み合わせで紅白戦をしました。 結果は、予想外の大差で白組が勝利しました。 本来、同じ位の実力同士の対戦であるはずですが、その日の体調などで勝ち負けの結果が表れます。 一本負けだから、実力差が大きいとも限りませんし、引き分けだから拮抗しているのでもありません。 しかし、勝ったのも、負けたのも事実であり、実力です。 決して、眼を逸らしてはなりません。 大切なのは、結果をウジウジ言うのではなく、その結果を受け入れて、これからどうするのかです。 その前向きな考え方を子供達あるいは、ご父兄の皆さんが持ってくれれば、きっと、このランキングが良い方向に機能すると思います。 さぁ、目指せランクUP よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.06 08:24:16
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